12月6日 八ヶ岳:裏同心ルンゼ(アイスクライミング) 熊谷、他1人
12月7日~8日 冬山月例合宿 八ヶ岳:権現岳(天女山コース往復) 苫米地、根田、小野田、鈴木
■12/7:道の駅なんぶ10:30=🚙=11:50天女山入口ゲート12:17…13:00天女山…13:27天の河原…13:50幕営地(1675m地点)
12/8:幕営地5:20…8:55前三ツ頭…10:10三ツ頭…11:45権現岳11:55…13:05三ツ頭…13:45前三ツ頭…15:40幕営地(撤収)16:30…16:40天の河原…16:55天女山…17:20天女山入口ゲート=19:50静岡
★毎年恒例のシーズン初めの冬山合宿に行ってきました。冬山装備や幕営技術、ビーコン訓練、体力チェックなどが目的です。今年は八ヶ岳連峰の天女山から権現岳を目指しました。日帰りが普通ですが幕営訓練も兼ねているのであえての山中一泊です。1,675m付近に幕営しましたが、積雪ないため水も背負って久しぶりの重荷に喘ぎました。午後から雪が舞い始めて夜も朝も冷え込みは緩くて助かりましたが、山頂での展望は期待できないので、行けるとこまでと出発しました。中途半端な積雪量でアイゼンで歩きにくく、想定以上に時間がかかりました。天候も登れば登るほど悪くなるのでどこで下山してもOKでしたが、皆さん意外に根性を発揮されて山頂直下まで登ってしまいました。ところが下山はさらに歩きにくくてテント撤収中に日没、最後にはヘッドランプ点けて下った者も。
最近は日帰りや小屋泊まりの山行が増えて幕営の機会が減っているので、狭いテントの中でみんなでワイワイ鍋を囲むのも新鮮な感じでした。忘年会プラス冬山訓練て感じの山岳会あるあるの山行でした。ゆっくり歩いたので足は疲れなかったけれど、久しぶりの重荷で背筋が疲れました。(苫米地)
★今回は冬山装備点検を含めて鈴木君に新所原駅でピックアップしてもらい参加した。7日のテント設営後のビーコン訓練。私は安易に構えていたが探索途中でエラーとなり逆戻りをして発見、雪のない所での探索は慎重さが必要と改めて感じました。ゾンデ、標記も多用すべきでした。8日は権現岳までの雪上訓練。これまた安易に行動できると思っていたのですが風が強く手がかじかんでしまいました。1時間早く出発したのですが2時間オーバーの時間になり冬山を十分満喫しました。休憩のたびに苫米地さんから体調の確認の言葉、パーテイ行動のむずかしさを感じました。計画から食当までなにからなにまで苫米地さんにお願いして感謝してます。(根田)
12月11日 愛鷹連峰:第一展望台 加藤
★計画していた出発時間が遅れたので、帰宅時間を考えて中里林道入口までで山行を中止して終了いたしました。
12月15日 渥美半島 小山(93.4m)大山(328m)雨乞山(233m)ハイキング 根田、他2人
★職場の友人2人で近場でハイキング にいってきました、天候もよく太平洋を眺めながらの縦走。人にも合わず、時折みせる田原の野菜畑。雨乞山では三河をながめ、南アルプスの眺望ができ静かなハイキングをしてきました。
12月15日 小笠山(265m) 鈴木、赤石、安陪、他1人
★掛川市の静岡スタジアム(エコパ)に集まってここに1台駐車しもう1台で登山口の小笠山神社前の駐車場に行く。支度して9時に歩き始めた。階段を上り小笠神社へ。大きな立派な社務所があった。この日は月例のお祭りとのことで何人かが集まっていた。小笠山の三角点までは10分程だ。少し下りたところから六枚屏風という堆積岩が浸食された深さが10メートルに及ぶという谷に行ってみた。幅は人一人がようやく抜けられる程の広さで中は暗い。奥に入ってみたが途中に大きな古い木が挟まっていてふさがっていた。地図には道が描かれているが今は通れないようだ。縦走路まで登り返し尾根道を辿る。途中、東経138度線とある看板があり日本の真ん中と書いてあった。展望台や腹擦峠、三つ峰(216m)、むらさき平などを経てエコパスタジアムに下山した。この尾根は南側の袋井市側ははややなだらかだが、北側の掛川市側は激しい侵食で崖になっている。狭い尾根の上は木が生えているので安心だが下を覗くとほぼ垂直に数十メートルの崖だ。木の根に足がかかって転んだりすると見えない谷底までダイビングしてしまいそうだ。足下を確認しながら慎重に歩いた。この歩きが長く続く。三峰からの下りで北向きの狭い尾根に赤布が2カ所あるので少し下りてみたがあまりの急な狭い尾根でここを下るのをやめた。南西に延びる尾根を下り、むらさき平に下りてほっとした。ここからは広い道を下り、広いエコパの駐車場の芝生を歩いて2時半に車に戻った。200メートルを少し超えるピークのある照葉樹林の尾根を辿る歩きだったがとても面白いコースだった。風の強い快晴の冬日だった。
私は近頃歩く速度が遅くなり、また体のバランスが悪くなってきたと自覚するようになってきた。今回のハイキングでも皆より遅くなったと感じた。だが永野敏夫さんのガイド本ではこのコースが4時間20分で紹介されている。僕たちが歩いたのも休憩を除くと4時間20分程だったのでらそれほどでもないのかなと思い少し安心した。(赤石)
★ネパールから帰ってやっと体調が戻ってきたところで赤石さんからのお誘い。コースタイムは4時間位とのこと、地図を見ると200m位のところを歩くので、リハビリ山行と思って参加させて頂いた。
前半は、多くの人が歩いている様であったが、腹摺峠からは急に人が歩いている気配がなくなった。右側は絶壁で、雪庇のように張り出してかろうじて木の根っこでくずれないでいるところもあり、否が応でも右側を歩かないようにする。途中、両側が絶壁で幅20㎝のところを木の根っこにくくりつけられた垂れ下がったロープを垂直に4m位降りる場所があった。さすがにこれは危険と感じた。よっちゃんがルートを探してくれ、正規のルートに戻ることができた。このルートは、稜線上ではあるが、20mに満たないポコ(地図上では記載できない)があり、曲がりくねったルートであった。久しぶりに地図読みをした。終わってみれば、充実した山行であった。赤石さんと行くといつも充実感を味合わせてくれる。ありがとうございました。(安陪)