令和6年度 第21回定例会ニュース


1月18日~19日 準月例合宿ゲレンデスキー:栂池高原スキー場 村松、安陪、赤石、堀、苫米地、小野田、田島、加藤、山本、根田、高本

担当:村松 民宿ひよどり山荘 

★1日目今季初スキー。宿でひさしぶり皆さんと合流。私は栂池スキー場は初めて。いつも八方や白馬から眺めていました。午前中は田島さんを中心とするグループでコースを確認しながらすべりました。テンポが速く追いていくのが精一杯でした。お天気もよく八方尾根や五竜岳、白馬を眺め(堀さんから間違っているとの指摘)。午後は高本君とゴンドラにのり林間コースをいつもの通り雪ダルマになりがならボーゲンで滑りました。楽しさよりも踏ん張りがきかない。(根田)

★今年はなんとか初級ゲレンデで滑れるようになってよかった。少しずつ昔のレベルに戻れるようにしたい。コスプレイヤーが大勢いたがみなさんスキーが上手でマナーも良かった。還暦過ぎの方もいらっしゃってビックリ!(安陪)

★なかなか上手くなれない。(赤石)

★だんだん慣れて来て、後傾にならず休まなくても長く滑れるようになってきた。慣れが必要だと思った。(小野田)

★みなさんで楽しく滑れて良かった。(村松)

★鐘の鳴る丘あたりのリフトはコンプリートできた。馬の背行けなくて残念だった。今回はショートスキーだったので楽だった。(加藤)

★天気が良くて上から下まで通しでバンバン滑った。小野田さんに馬の背へ連れていって貰った。(田島)

★近年まれにみる好天と雪質に恵まれてゲレンデスキーを満喫できた。白馬三山の良い写真も撮ることができた。夜は高本さんの送別会も兼ねて賑やかに盛り上がった。朝が早かったので夕食後は皆さん早々に睡魔に襲われてしまったが。11時間熟睡した。(苫米地)

1月19日 白馬乗鞍岳(山スキー)  根田、高本

■宿発8時ころ、リフト終点8:50登山口9:00…11・00天狗原11:20…12:10白馬乗鞍岳付近12:20…13:50登山口…14:30宿

★2日目は高本君と天気は安定しているので山スキー道具一式も持って天狗原まで計画し目指しました。天狗原についたものの風もなく寒さも感じず、空はピーカン。こんな冬山はめったないと思い、雪面のスラブ、亀裂はない事を確認したところ安定している。宿で留守番をしている山本に連絡、白馬乗鞍岳までいくことにしました。トレースはついており、約1時間で山頂付近(-4℃)。周辺の山々を堪能して、転びながら、斜滑降とボーゲンで登山口へ。ゲレンデで高本君と別れて長いこと待たせた山本君、申し訳ない。私はヨレヨレ。(根田)

1月20日 恵那山  根田

★栂池スキーから帰る途中、飯田で一泊、今年は広河原ルートから恵那山に行く計画をたてました。compass余裕もみて17:00下山と届けをだし林道を目指し車で移動。途中の部落で通行止めとなりそれから歩くことにする。天候は晴れ時々曇り、平坦な雪道を歩く。途中簡易トイレと登山届箱のあるケートを通過し本来も登山口につく。途中単独の女性登山者にあう。体調不良で下山するとのこと。先行で一人お足跡が新しくある。本谷川を渡り1715mまでは唐松と熊笹の中での急登。大トレースがついており迷うことはない。2071mピークを過ぎたところで周りをみわたすことができると思っていましたが、上部周縁は雲がかかっており下の方面しか見えなかった。北東にあるヘブンスそのはらも確認できず。下山中の1人とすれ違う。2190m恵那山神社奥宮までいきました。その先に恵那山避難小屋、恵那山があるのですが時間がせまっており引き返すことにしました。帰りに2071mピークから大川入山までの縦走路があるのですが、雪面を2,3歩くと膝上までズポズボ、これは歩けないと判断し下山しました。今の私にとってエスケープルートない。無理かも。

1月25日 山伏(みどりの道パトロール)  堀部、小田、苫米地、他3人

★今年度最後のみどりの道パトロールは、秋に続いて梅ヶ島山岳会の皆さまとのコラボレーションで実施されました。あいにく天候はイマイチでしたが、倒木処理、補助ロープ増設、赤布増設などの整備作業をテンポよく実施することができました。梅ヶ島山岳会さんは地元だけあって、山仕事の出際が良く、さすがだと感心させられました。我が静岡山岳会の面々も来週の八ヶ岳遠征の良い足慣らしになりました。みなさん今年度のみどりの道パトロールお疲れ様でした。(苫米地)

★雪はそれほどでもなかったが凍結箇所があり、チェーンスパイクを着けて歩いた。天候もまあまあで歩きやすかった。山伏~新窪乗越間の稜線はノートレースでわかりにくい所があったので赤布を増設した。(堀部)

★木製階段の穴、倒木2ヶ所ほどを今後の課題として報告しました。(小田)

1月30日~31日 八ヶ岳連峰:赤岳  苫米地、堀部、小田

※天候 初日:曇り 2日目:曇りのち晴れのち曇り 赤岳鉱泉は風がなかったが、文三郎道を登るにつれて風が強まった。ガスで視界が悪かったが、山頂部は雲の上に出て快晴だった。佐久側はまったく雲がなかった。赤岳展望荘まで下るとまたガスの中。地蔵尾根を下り始めるとガスが晴れて大同心から横岳西壁まで良く見えた。赤岳鉱泉に戻った頃まで日差しがあったが、下山を開始すると再び曇って気温も下がった。山麓から眺めると八ヶ岳の上だけ雲で隠れていた。

※アプロ―チ:赤岳山荘駐車場:1泊2日 2,000円 デリカD:5スタッドレスタイヤ チェーンは装着せず

※周辺情報:・赤岳鉱泉…テンバ代1人1泊2,000円。水は無料でもらえます 

・赤岳展望荘…2月11日まで営業中です。アイゼン着けたまま鉄板敷いてあるエリアは入れます。コーヒーは500円でおかわり自由。トイレはアイゼンを外して100円でした。食事の提供は10:00から。
・道の駅小淵沢のスパティオ小淵沢延命の湯…日帰り入浴 市外利用者は1人830円

★久しぶりに冬の赤岳へ登って来ました。けっこう吹かれましたが、ノートレースの文三郎道を山頂部に抜けると抜けるような八ヶ岳ブルー。初めての仲間も大感激してくれました。下山路の地蔵尾根はトレースに助けられて楽々下れてラッキーでした。赤岳鉱泉は夕食がステーキ、ポトフ、サラダと豪華そうでインバウンドの方もずいぶん多いようでした。気象条件は厳しいところもありましたが計画通りに行動でき、山頂では雲上快晴のご褒美もいただき、大満足の山行になりました。同行してくれた仲間に感謝です。(苫米地)

★厳冬期のテント泊、予報では強い寒気と強風との事で相当の防寒対策が必要だと心して臨んだ。赤岳鉱泉に到着すると先着は数組いて、風が来ない良い場所にテントを張ろうにも地面が凍っていてペグは打てなかった。石で固定し設営、早々に夕飯の支度に入った。キノコ炒め、豚肉大盛りの鍋が胃に染みる。鍋を囲んで、いろんな話が出来るのもテント泊の醍醐味。楽しい時間はあっという間で、翌朝に備え早めに就寝した。寒さに耐えれるよう、かなり着込んでザックに足を入れて眠る。寒さは大丈夫だったが、自分としては意外な程寝れなくて長い夜だった。翌朝は4時起きで、温かいうどんを頂いた。薄暗い中で6時に出発、ここからはアイゼンで気を付けながら登る。終盤は結構な急登でハードな足取り、気合を入れて後をついていった。ようやく赤岳山頂に到着するも、強風に晒されて余韻に浸る時間は無かった。動いていないと身体が冷えて危険な様に思えた。写真撮影し早々に下山に入るが、稜線は身体が煽られる程の強風だった為、少し休憩を兼ねて赤岳展望荘に入りコーヒーで身体が温まり、山小屋の有り難みを痛感した。元気を取り戻し下山再開すると、足取りも軽くあっという間に駐車場迄戻ってこれた。一時、ノートレースの道中に少し撤退がよぎったが、短い区間だけで終わってみればスリルと達成感に満たされた楽しい山行だった。厳冬期の強い寒気でも3000m級を達成できた事は、今後の自信になると思えた。苫米地さん、堀部さん、有難うございました。(小田)

★赤岳には夏に2回、冬も2回目で久しぶりでした。積雪期のほうがむしろ登りやすく、サブ行動で山頂アタックしたので快適で楽しかった。手首が痛くてピッケルを扱うのが大変でした。八ヶ岳が人気あるのはナルホドと思った。土日はさぞ混むんだろうと思う。今回は平日で空いていて良かった。(堀部)

2月3日 三ツ峠:金ヶ窪沢(ICT)  熊谷、他1人

★千波の滝が氷結したとのことで友人と向かう。到着したものの、国道から見ても状態が悪い。下部が繋がっておらず、中間部も薄く、黒々とした滝肌が見える。諦めて三つ峠に向かう。

三つ峠は2月2日(日)の悪天候で10cmほど積雪があった。堰堤を2本、金ヶ窪沢の氷瀑を1本登って撤収した。金ヶ窪沢の氷瀑はよく凍っており、ゲレンデアイスがとても楽しめた。下部の堰堤もよく凍り、80度5mほどの氷瀑を楽しめた。難易度では堰堤が難しい。金ヶ窪沢はアイスクライミング初心者講習には優しく丁度良い。ある程度登れれば、堰堤の氷瀑に挑戦しても良い。アプローチも短く、ベースも広いので安全確保もしやすい。メインの氷瀑は2ピッチに切っても楽しめる。千波の滝は寒波到来の折に是非登りたいものである。