令和7年度 第11回定例会ニュース


8月30日 苗場山(小赤沢コース)  田島

■小赤沢三合目登山口6:22…9:16苗場山自然体験交流センター…9:18苗場山…9:39苗場山自然体験交流センター…11:45小赤沢三合目登山口

★連日の猛暑を避けて涼しい所へ行きたいと思い、山上の楽園との評判の苗場山に行ってきました。花の駅「千曲川」で車中泊。117号線から405号線を南下。この405号線がなかなかの酷道でした。6時頃、小赤沢三合目駐車場に到着。準備をして出発。始めはなだらかに登って行く。四合目、五合目と順調に登る。五合目の途中から鎖が出てきて急登の始まり。岩々の急登を頑張ると草原に出ます。木道が始まり広々とした草原の中に池塘が点在し、まさに山上の楽園の様相です。風も涼しく写真を撮りながら木道をゆっくり登り頂上へ。草原のベンチで昼食。帰りも木道を歩き、名残り惜しいが岩ゴロゴロの道を下山しました。苗場山の頂上はまさに楽園と呼ぶに相応しい涼しい草原でした。

8月30日 安倍奥:八紘嶺~大谷嶺  苫米地、永井

■梅ヶ島温泉P 7:55…9:00林道出合…9:30富士見台…10:25八紘沢の頭…10:40八紘嶺10:55…11:40五色の頭…12:25大谷嶺…13:10新窪乗越…14:00大谷崩P

★新人の永井くんと初山行へ行ってきました。このコースは「みどりの道」パトロールで10年以上前に当会が担当していたコースで、久しぶりに歩いてみました。真夏に歩くのは初めてなので暑さが心配でしたが、比較的にカラッとした快晴で、木陰ではさほど暑さを感じませんでした。永井くんは力強い歩きで頼もしいかぎりでした。変化に富んだコースなので楽しんでくれたんじゃないかな。真夏の青空と森の濃い緑にどっぷり浸かって、晩夏の山を楽しみました。(苫米地)

★天候は快晴。自宅を出発後、登山に行くのに登山靴を忘れる致命的なミスを犯し、集合時間から15分遅れて真富士の里に到着。ごめんなさい。苫米地さんの誘導により、大谷嶺駐車場に私有車を駐車して、苫米地さんの車両に乗り込み梅ヶ島温泉まで移動。7時50分歩き始め、8時に登山口に到着。ここから樹林帯を約1時間歩きました。安倍峠との分岐から、八紘嶺までは、時折覗ける景色を楽しみ(富士山も拝めました)ながら、登山知識・技術をご教授いただきながら、楽しく歩むことができました。八紘嶺〜大谷嶺までの区間は、時折吹く風が心地よかった。危険とまで行かない道ではあったが、慎重に歩を進める傍ら、景色を楽しめた。大谷嶺〜新窪乗越まで険しい道であっため、足に一層力を込めてロープには頼らず歩を進め、13時に新窪乗越まで到着する事ができました。新窪乗越から下山口を見下ろし「これ本当に下るの?」と、少し驚きました。ガレ場を下ると言うより、滑るようなかたちでひたすら格闘。振り返ると物凄い崩れの光景。「これを初めに登ろうとした人は、どうかしてる」と感じながら、やっと14時に大谷嶺駐車場まで到着。標準タイム7時間20分に対して、6時間でした。帰りに梅ヶ島温泉で、ぬるーい露天風呂?に浸かり、汗を流して解散しました。貴重な1日をありがとうございました。次回の山行も楽しみです。(永井)

9月7日 湖西連峰:葦毛湿原~神石山    小野田、他3名

昔の山仲間の女性達に会う為と珍しい花を見る為に出かけた。シラタマホシクサの群生が見られた。山はほぼ樹林の中で日が当たらず心配していた程の暑さはなかった。28度位で時々吹き込む微風が心地良かった。座談山と神石山頂上でだけ展望があった。

9月7日 七面山  永井

★日蓮が開いた日蓮宗の総本山である身延山久遠寺を鎮守する霊峰。七面山はその身延山の裏鬼門に位置し、法華経信徒を守護する「七面大明神」を祀る山であり、修行の山として知られている。天候は申し分なし。今回は表参道からアクセスする事にしました。敬慎院まで全部で50丁(1丁は約109m)あり、各丁に石灯籠が建てられていて、これを目安に登って行きます。深い樹林帯の中をジグザグ登り一辺倒で、危険個所はないですが、敬慎院まで標高差約1200mとさすがに長く感じた。途中、4か所(神力坊・肝心坊・中適坊・晴雲坊)の休憩所があり、給水とトイレも可能な環境でした。 50丁目の敬慎院まで辿り着きガスが出てましたが、そのまま七面山山頂へ向かう。敬慎院付近は、鹿が多く、人間慣れしている様子なのか、かなり近くまで近寄らないと、逃げていかなかった。山頂までは、静かな樹林帯の中の登山道で、1時間もかからず、山頂に着きますが、展望はありません。山頂の手前から、富士山がくっきり見えて素晴らしい景色を見ることができた。七面山最高点までは、シダに遮られており、少し分かりづらい道であったが、10分程度で到着できた。帰り道、足早に下って行った。なお、山ヒルは1匹も見なかった。

9月10日 笛吹川ナメラ沢(沢登り)  苫米地、堀部、小田

■雁坂トンネル料金所8:45…9:20沓切沢橋…9:28下降点…10:05中ノ沢2段5mの滝…10:20ナメラ沢出合…10:40 2段20mナメ滝…11:45 1,650m付近(折り返し)…12:30 2段20mのナメ滝…13:10中ノ沢2段5mの滝…13:30下降点…13:40沓切沢橋…14:20雁坂トンネル料金所

★今シーズンはまだ沢登りをしてなかったので、沢初めての小田さんと帰国中の堀部さんを誘ってナメラ沢へ。大きな滝もなく、若い頃には魅力を感じずに登ったことのない沢ですが、最近ではこんな沢が良くなってきました。荒れてるようなことが本に書いてあったのでさほど期待はしてなかったのですが、白っぽいナメが多くて明るく楽しいウォーターウォーキングを楽しめました。なだらかなので美味しいところだけ歩いたら、往路を戻るのが容易でした。ただヒルを少し見かけたのは残念!(苫米地)

★9月10日(水)7:00道の駅「なんぶ」集合。同行者:苫米地さん・小田さん。 久しぶりの沢登りでかなり緊張していましたが、行って見ればとてもきれいな沢でとても楽しかったです。計画して同行いただいた苫米地会長に心から感謝します。同行の小田さんにも感謝申し上げます。当日は道の駅「なんぶ」で7:00集合でしたが、早く着きそうだと思ったら、私の車の後ろに苫米地さんが乗った小田さんの車が来ていました。天気予報では午後から雨でしたので心配しましたが、早めに集合できて早めに出発できました。幸い最後まで天気の崩れはありませんでした。笛吹川水系久渡沢ナメラ沢は想像していたより滑らず心地よいナメが多く水量も程よく歩きやすかったです。滑って怪我しないか慎重に歩きました。二俣手前のきれいな一枚岩のナメ床まで行き来た行程を戻りました。私は数少ない沢登りで同じ沢を下った経験が無かったので滑って転ばないか大変緊張しましたが怪我無く無事帰って来れました。歩行時間駐車場出発8:47〜約5時間、も標高1671m標高差約500mも程よく、無理せず快適に楽しめました。沢デビューの小田さんにもとても良かったと思います。難点を言えば、沢へのアプローチでヒルに出会ったこと、上流で休憩した時にも目の前にヒルがいた事くらいです。帰りに去年と同じ「笛吹の湯」に入ってさっぱりして帰りました。帰りの車をデポしておいた道の駅「なんぶ」で少し雨に降られましたが、静岡に入ると雨は降っていませんでした。(堀部)

★初めての沢登りでしたが、苫米地さん、堀部さんにアドバイスを頂きながら、怪我なく目的地迄行く事が出来ました。新たに購入した沢シューズの効果も苔の上で確認出来たし、先頭を行く代表のルート取りを注視しながら、どうすれば安全に無駄なく体力を温存できるかなど自分なりに考える参考にもなりました。沢沿いとはいえ道中に他の人達もおらず、電波も圏外、支流はいくつもあって同じような景色が続くので、現在地をこまめに確認しないと迷ってしまう危険があるとも感じました。山行自体は水も綺麗で気持ち良く楽しいばかりでしたが、石の上の湿った土が滑ったり、乗り越える時に体重を掛けた木が簡単に折れる等、怪我に繋がるリスクがいろんな場所に潜んでいる怖さも体験出来た貴重な山行でした。経験を重ね、いつかは黒部源流の上ノ廊下に行ってみたいと考えています。苫米地さん、堀部さん、ありがとうございました。(小田)