▲10月10日~13日 越後駒ケ岳・荒沢岳 苫米地、鈴木、堀部、永井
■10/10:静岡発7:20=15:16銀山平キャンプ場(幕営)
10/11:銀山平キャンプ場4:30=5:00枝折峠5:25…5:50明神峠…6:35道行山…7:25小倉山…8:00百草ノ池…8:35前駒…9:10駒ノ小屋…9:25越後駒ケ岳山頂9:30…9:45駒ノ小屋10:00…10:15前駒…10:35百草ノ池…11:10小倉山…11:50道行山…12:30明神峠…12:55枝折峠=13:30銀山平キャンプ場(幕営)
10/12:銀山平キャンプ場5:15=5:30登山口5:40…6:30前山…7:10前嵓下…8:20前嵓…9:40荒沢岳山頂9:55…11:00前嵓…12:15前嵓下…12:50前山…13:25登山口=14:00銀山平キャンプ場(幕営)
10/13:銀山平キャンプ場6:15=12:30静岡着
◎越後駒ケ岳
★本来は裏越後三山の周回縦走を目指していたのですが、12日の天候が悪そうなので荒沢岳と越後駒ケ岳2座ピストンンのプランBに変更。ところが11日の予報の方が悪くなったので11日越後駒ケ岳、12日荒沢岳のプランCに変更。なんとか山頂までは霧雨が降ったり止んだりだったのが、下山の駒ノ小屋休憩中に本降りに。冷えた身体に下山後の温泉のお湯が沁みました。三連休中の百名山なのであいにくの天候でも登山者が多かったです。小屋のおじさんは15日に小屋閉めで下山するとのこと。泊まってみたい小屋でした。(苫米地)
★枝折峠5:30、まだ薄暗い登山口を出発、枝折大明神、道行山分岐、小倉山を通過してから小雨が降り出したのでカッパの上・下を着る。駒の小屋は登山者で混んでいたため外での休憩。ここから20分で越後駒ヶ岳に10時に到着。雨の中、水の流れる登山道を何回も上り下りして13:00枝折峠。銀山平キャンプ場にある温泉に入浴。雨に降られ疲れていたのでありがたかった。ビールも美味しかった。(鈴木)
★1日目は、越後駒ヶ岳。開始から30分程度で小雨が…、とりあえず雨具を着て、ひたすら山頂を目指す。さすが百名山なだけあって、雨予報でも人はそれなりに居るし、歩きやすく登山道も整備されている。駒小屋の管理人は、とても親切な方で話しやすかった。山頂の山名札は、百名山にしては寂しい感じであったのが残念。山頂から再び駒の小屋に戻ったら、雨が止み雲も履けて、景色を拝む事ができた。下山開始直後、とてつもない雨に打たれながら帰路につく。温泉が身体に染み渡りました。(永井)
★5:25枝折峠を出発し、しばらくはアップダウンを繰り返し、なかなか高度を稼げず精神的にきつかった。予報より早く小雨が降ってくる。9:30越後駒ケ岳山頂。山頂の景色が天気のせいでよくなかった事が残念だが達成感はある。記念写真を撮って下山開始。駒の小屋は混んでいた。雨の降り方が強くなった。下山を急ぎ12:55には登山口である枝折峠に到着。かなり体が冷えていた。銀山平キャンプ場の温泉で体を温めることができ本当に良かった。温泉とビールが体にしみて喜びもひとしおだった。(堀部)
◎荒沢岳
★登山口は銀山平キャンプ場から車ですぐの距離です。登山口の看板には「難所の鎖場は、豪雪による破損を防ぐため、必要最小限しか設置していません。本格的登山の経験が無い方は、引き返す勇気を。」とあり、気を引き締めて入山します。前山を越えて前嵓下まではとても歩きよいハイキングコースです。それが前嵓の登りにかかるや鎖場とハシゴのオンパレードで息つく間もありません。ようやく前嵓にかじくり上がるとめざす荒沢岳山頂が近づきますが、ここから主稜線にかけて傾斜がどんどん急になり、トレッキングポール無しだと他のメンバーに離されてしまいます。主稜線に飛び出して岩稜のトラバースと最後の鎖場を越えるとさしもの荒沢岳もかわいい小山に。3人からやや遅れてゆっくりと山頂を踏みしめます。仲間4人で力を合わせて登ったぶん嬉しい山頂です。山頂のさき本来なら歩くはずだった裏越後三山の縦走路は紅葉に染まっていました。午後はまた降雨の予報があり、降り出す前に前嵓を下らねばと後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にしました。前嵓の鎖場の通過に際しては、自分は沢用の軽量ハーネスから伸ばしたスリングにオートロックの安全環付カラビナをつけて鎖にかけ、自己確保しながら登降してみました。カラビナの径が大きいのでスムーズに流れ、煩わしさなく安心して通過できました。最近はなんでもない所でもつまずくことが増えてきたので、今後はこの方法で安全確保を図ろうと思います。前嵓を無事下り終えてからは登山口まで余韻を噛みしめながら歩きました。なんとか雨が降り出す前に下山できましたが、キャンプ場に着くと荒沢岳はスッポリと雲のカーテンに隠れていました。さて下山後のお楽しみは本日もキャンプ場の温泉でしたが、ナント!カメムシ大発生で15時まで臨時休業に。そこで車で6分ほどの白銀の湯へ。こちらもカメムシ大発生中でしたがなんとか営業中でホッ。(苫米地)
★登山口5:40、登り始めて2時間半で前グラ下に到着、ヘルメットを装着して気合いを入れて前グラまで約1時間、鎖・ロープの岩場を通過、前グラからは紅葉している尾根沿の登山道を歩き荒沢岳。前グラからの下りが心配だったがブッシュなどもあり思ったより心配なかった。13:30登山口。銀山平キャンプ場の温泉はカメムシ大発生の対応のため入浴できなかったので、車で移動して白銀の湯に入浴した。(鈴木)
★新潟遠征の2日目は、荒沢岳へ。上級者コース&滑落事故が起きているという事で、少しでも雨が降り始めたら引き返すお約束でスタート。前山までは、なかなかの急登であった。前嵓下からは、ヘルメットを装備。梯子と鎖はあるものの、備え付け箇所は最小限であるため、共同装備のザイルをすぐ出せるようにしておきました。
ほぼ垂直の岩場は、標高差は稼げますが体力がかなり消耗する。天候にも恵まれ、山頂に到着し、素晴らしいパノラマ景色を拝む事ができた。下山を考えると嫌になりましたが、山頂からは引き返すしかないのが登山。同行者と声を掛け合いながら、鎖場を通過し、無事に怪我なく下山する事ができました。1日目と同様、下山後の温泉に癒されました。(永井)
★昨日の登山は予報より早く雨が降った。この日の予報は14:00から雨。昨日のコースタイムなら降る前に下山できると目論む。結果的には途中で16:00からの雨に予報が変わり、実際に降り出したのは夜になってからだった。登山口はキャンプ場からすぐのところだった。そこには上級者コースで危険との忠告があった。気を引き締めて登山開始。始めから登り基調の道で高度を稼げた。7:10前グラ下到着。ヘルメットを装着して鎖とロープと梯子のある岩場を登る。緊張したが登りやすかった。しかし、ここを下るのは難しいと感じながら登った。まして雨で岩場が濡れていたらと想像するだけで怖かった。山頂には予定通り10:00前に到着。景色も天気も良く最高だった。下りの岩場を考えるとゆっくりはできない。危険箇所では声を掛けあいながら安全を確認し、注意深く通過した。怪我、事故なく無事13:25下山。とても充実した登山だった。キャンプ場に帰り温泉を期待していたが、カメムシ大量発生により入れず、別の温泉「白銀の湯」へ移動。そこにも大量のカメムシはいましたが、なんとか入浴できて良かった。荒沢岳の記憶は岩場とカメムシの記憶がほとんどを占めることとなった。(堀部)
◎全体感想
★登山期間中はイマイチの天候でしたが、いつも前向きな仲間たちとゆとりを持って楽しめた4日間でした。ありがとうございました。ちなみに銀山平キャンプ場から静岡まで無賃乗車したカメムシが10匹ほど後日発見されました。おかげで車の中がすっかりパクチーの香りで満たされてしまいました。(苫米地)
★荒沢岳の前嵓下から前嵓の間、約1時間の岩場は雨が降ると心配だったが、前日に天気予報から越後駒ヶ岳と荒沢岳の登山日を入替を判断してくれて無事に山行が終わって良かった。(鈴木)
★苫米地さん、堀部さん、鈴木さん、素敵な思い出ありがとうございました。(永井)
★事前の天気予報で山行が予定通りか若干の不安と久しぶりの山行で体力の不安はあったが、少し酒を控え、練習を少しして行った。同行者、特に苫米地さんに感謝。(堀部)
10月13日 鞍掛山 根田、他2人
■仏坂トンネル1つ目出口脇8:02…8:18仏坂峠 8:29…9:20 771m9:41…10:29鞍掛山最高点10:50…10.58馬桶岩…11:14鞍掛山11:49…13:02四谷千枚田分岐13:03…13:13四谷千枚田…14:35仏坂トンネル登山口
★天候が気になる日でしたが無事登山口につくと先行の4人バーテイのあとに続き樹林の中を出発。仏坂峠着くと先行パは峠を過ぎてしまい戻ってくると足元にはヒルがくっついており大騒ぎ。当方はダニよけスプレーで出発時対応済み。途中の777mの休憩地点では遠くに宇蓮山が見えました。最高到達点から時折見せる小岩には緑のコケがおおっており、いい雰囲気でした。展望のない鞍掛山頂上で昼食をとり、四谷千枚田分岐(かしあげ峠)経由で千枚田の上の駐車場にでました。稲刈りは終わっており。道路上を行けばよかったのですが千枚田の真ん中を下りてしまい下の道路から登り返してもとにもどりました。予定より時間がかかってしまいました。
10月17日 新所原:立岩(RCT) 根田、苫米地
★11月の月例岩登り演習で、苫米地さんに下見にきてもらいました。1日でできるメニューの確認をしてもらいました。天候は青空。3点のロープワーク、器具あり懸垂下降の安全確認、ブルージックよる登り返し、コンテ、トップロープによる岩登り練習等で4時間から5時間のメニューになります。私の方はクライミングシューズの底がとうとう剥がれしまい。買いなおす必要となりました。(根田)
★3年ぶりくらいの立岩へ。まず山頂へ。秋晴れだけれども爽やかさはなく暑い!ナント、ツクツクホーシの鳴き声までするではないか。クマ、カメムシ、セミ…みんな狂ってるって。でも待てよ、人間が一番狂ってるのかも。たぶんそうだ。久しぶりの高度感にクラクラしながらロープワークの練習。年に1度だとすぐ忘れること多し。根田さんはさすがホームグラウンドだけあって慣れた足取りで岩場をスタスタ歩く。しかしトレッキングシューズの底が剥がれかけ、さすがにリードではクライミングシューズに履き替えるもこちらも両足とも剥がれかけて、シュリンゲを靴底に巻き付けて登ってゆく。たぶんサンダルでも登れるんだろうな。この日ばかりは根田さんが仙人のように見えた。ともあれこの日登った西壁のルートは苫米地も運動靴で大丈夫でした。(苫米地)
10月18日~21日 北アルプス:表銀座コース往復 小田、他1人
★旧友と2人で昨年のリベンジを兼ねて槍ヶ岳へ。無料の中房温泉第二駐車場へは前日21時に到着し車中泊、その時点で空きは5台程だった。遅れて来た親友はやむなく第三駐車場をなんとか確保、登山前に駐車場争いで激戦が始まっていた。当日は朝5時30分に登山開始、大天荘迄順調に歩き、14時に到着して1日目は終了。食事が素晴らしく、スタッフさんも優しく気持ちが良い。2日目は朝7時に槍ヶ岳へ向け出発、14時00分に山荘到着、アタックザックに変えて山頂へ到達した。登山者は殆どおらず貸切状態、風は少しあるが360度見渡せる絶景を満喫した。山荘宿泊者は15人程で、椅子やテーブル等はほぼ片付けられていてシーズン終了の閉鎖前みたいな雰囲気だった。3日目は7時に出発、燕山荘迄の復路を戻る。15kmの長丁場だが山荘には15時に到着。晴れていたので、荷物を預けて燕岳と北燕岳迄をピークハントして戻った。山小屋宿泊者は60人程、テントも6張程いて活気が溢れていた。夜は赤沼オーナーが燕岳の一年を紹介する動画を食堂で観てから就寝した。4日目は雲海が広がってる絶景を見て7時に下山開始、山頂は晴れていたが標高を下げて雲海の中に入ると霧雨が降っていた。10時には駐車場に到着し、有明荘で温泉に浸かり帰路に着いた。
振り返って思うのは、表銀座の稜線は本当に絶景の一言に尽きる。百名山のオンパレードで魅入ってしまうし、見る角度で山の様相が変わるのも興味深い。お気に入りは槍ヶ岳方面から見る常念岳、綺麗な四角錐が最高に格好良い。前回は暴風雨で諦めた念願の槍ヶ岳も登頂出来たし、北アルプスの女王と言われる燕岳にも到達、全て予定通り完遂できて思い残す事はないぐらい達成感で満ち溢れた山行だった。
10月22日 笛吹川:西沢渓谷 加藤、他1人
■登山口6:40…8:25七ツ釜滝…9:10旧森林軌道9:20…10:40登山口
★富士を2:30に出発して西沢渓谷6:40に歩きだして、滝を見ながら上流に向かいメインの七ツ釜五段の滝に8:40旧森林軌道あとを下山して渓谷紅葉はまだでした。