<山行報告>
6月5日~8日 くじゅう連峰:大船山・久住山・中岳、鶴見岳 苫米地、根田
6/5:静岡発8:30=🚙=9:40浜名湖SA=🚙=2:00吉備SA(車中泊)
・6/6:吉備SA5:30=🚙=11:50長者原12:20…14:30坊がつる(幕営)
・6/7:坊がつる4:30…6:10大船山6:25…7:35坊がつる7:50…8:50北千里浜…9:25久住分れ…9:50久住山
10:00…10:45中岳11:00…11:10池の避難小屋…11:30久住分れ…12:00北千里浜…13:00坊がつる(撤収)
13:35…15:30長者原(入浴・食事)=🚙=道の駅湯布院(車中泊)
・6/8:道の駅湯布院4:30=🚙=5:10火男火売神社駐車場5:30…7:20鶴見岳7:30…8:40火男火売神社駐車場9:50=🚙=堀田温泉11:00=🚙=22:00浜名湖SA=🚙=23:00静岡着
★くじゅう連峰:「坊ガツル讃歌」に歌われた景色を求めてくじゅう連峰へ行ってきました。吉備SAで前泊して初日は坊ガツルまで。まさに「四面山なる坊ガツル」!「ミヤマキリシマ咲き誇り、山紅に大船の…」の歌詞通りの光景を目の当たりにして大感激でした。翌日は早朝からまず大船山ピストン。ついで久住山へ向かい三角点ピークの久住山、最高峰の中岳をまわって坊ガツルへ。時間が早く雨もぱらつき始めたので予定を変更してテント撤収して長者原に下山。レストハウスで汗を流して道の駅湯布院へ移動。車中泊して3日目の鶴見岳に備えました。天候が心配でしたがまずまずでミヤマキリシマの花期にも間に合い言うこと無しでした。法華院温泉は次回のお楽しみに。今回もお付き合いいただいた根田さんには感謝しかありません。
・鶴見岳:3月の第1次九州遠征では登り損ねた鶴見岳へ登ってきました。山頂部にはまだミヤマキリシマが咲き残っていました。まだロープウェイが運行していない時間帯だったので観光客はおらず、鹿たちの楽園になっていました。梅雨前線が北上しこの日、九州北部も梅雨入りしました。ギリギリレインウェアを使用せずに山行を終えることができました。別府の温泉に入って午前11時に帰路につき、午後11時に静岡に帰宅しました。登山よりドライブが核心部の第2次九州遠征でした。(苫米地)
★今回も苫米地さんの山行計画に乗り同行しました。6/5ピックアップしてもらう浜名湖SAで定例会にリモートで参加。21:30ころ苫米地車にのせてもらい途中吉備SAで仮眠、翌6日関門海峡が見えるSAで朝食後東九州道を使い湯布院ICを下りて道の駅を確認後阿蘇独特の草原と山々をあの山この山を満喫。昼前に長者原Pに到着、ビジターセンター横のあの有名な坊がつる讃歌の歌碑がある横を湿原の木道から歩き始めました。新緑の中を2時間半歩けば坊がつるの幕場につきましたが、今回も苫米地さんに置いていかれ苦しい登りでした。雨ヶ池越えたところでミヤマキリシマが咲いていて坊がつるの幕場がみえたところでわが身にかえりみました。幕場20-30張りあり。北アの雲ノ平を草原にしたようないい雰囲気のところでした。時間があるので外で平治岳や大船山稜線をミヤマキリシマの群落が赤く染めている山肌を眺めながらの夕食後、明るいうちに床につきました。後はおとなりのテントが騒がしくなかなか寝つけませんでした。7日大船山のピストン、法華院温泉・久住別れ経由で久住山.中岳の周回。今日も空荷にかかわらず苫米地さんに置いていかれる始末。いろんな場所で感銘をうけました。美しい。13時には幕場に戻り明日の天候不順が予想されるので幕撤収後早々に下山。登山口で温泉に入り夕食を済ませて途中コンビで買出しをして道の駅由布院で車中泊。8日火男火売神社駐車へ移動、登ること2時間あまりで鶴見岳の頂上。ミヤマキリシマが咲き誇る合間から九重連山と別府湾をみながら楽しみました。下山後別府温泉にはいり、雨がポツリポツリ降りだす中帰路につき、その日のうちに自宅に帰ることができました。苫米地さんには長時間の運転、速攻登山ごくろうさんでした。私は今回も涙を流す山男状態でした。
PS;私は九州の山旅は初めてなのでヤマレコ等で直近の山を調べただけで同行。道の駅で苫米地さんに300名山の資料や地図などを見せてもらい今後の山旅ついていろんな話をしました。後がない私にとっていい勉強になりました。今回の山旅ではいろんな人と出合いました。私だけが感じたのですが下山中に孫娘たちがおじいさんを囲みうちわで休憩しているところ。その後をおかあさん連中が続く。そのあとをおばさん連中が登っている光景。鹿児島大学の混成パーテイにもあいました。下山後信号で待つ間、一人の女性が法華院温泉の予約とれず日帰りしたとのこと。地元の人に愛される山だと思いました。(根田)










6月7日 梶原山(279m)・帆掛山(304m) 赤石、他1名
★静岡の市街地から見えるシンボル的な山、竜爪山から東に伸びる尾根は穂積神社あたりから南東に向きを変え伸びている。この尾根は旧静岡市と清水市を隔てている。尾根の上に高山、王峠、粕尾峠、帆掛山、梶原山などが続いている。尾根の末端ほどに位置する帆掛山、梶原山に登ってきた。登山口はいくつかあるが古刹の霊山寺から登った。寺の駐車場に置かせてもう。行基が天平勝宝元年(749年)開山し、仁王門は永正3年(1516年)に建てられ静岡県で2番目に古く国の重要文化財に指定されたとのことである。寺を過ぎると丁石を数えながら山道を登る。仁王門の中の像は修復のためか立っていなかった。山門、本堂共に荘厳な建物だ。寺を通って登山道に入る。大きな木の中の道は整備されているが急な登りで階段が続く。木々の中を抜けると急に明るくなり尾根の上の道に出た。草原の尾根道を右にとると階段を上って帆掛山の丸くて広い山頂に出る。「一本松公園」との看板があり一体がきれいに整備されている。二代目の松のようだが、かつては松の大木がありこれが帆掛船のように見えたので「帆掛山」と呼ばれたそうだ。天気はよく眼下の清水港や街並みが俯瞰できた。何人かのハイカーが登ってきている。風もなくゆっくり休んでから南の梶原山へ歩いた。笹の枯れ葉の広い道をミカンやビワの畑、放棄された茶畑を見ながら歩くと梶原山の山頂に出る。ここも歴史のある山で鎌倉時代に破れた梶原一族の終焉の地だった。碑があり幟も立てられていた。広い山頂でここからの見晴らしもよく、ゆっくり休んでから戻り、来た道を降った。下りの石段も急に感じた。昼過ぎに下山した。




6月12日 本宮山 根田、他1名
★友人から外は雨が降っていないとの連絡。先日の九州遠征登山の余韻もあり、トレーニングに遅い時間でしたがでかけることにした。平日なのにウォーキングセンターの駐車場は一杯。鳥居下の駐車場に止め、長靴で歩いてみました。10:10から休みなし、1時間40分で頂上へ。トレラン風の女性、普通の若者に追い抜かれムキなって歩いてみました。砥鹿神社の奥宮の富士見台からの富士山は加藤さんの報告があるように薄っすらと雲がかかり見えませんでした。11:50いつもの通り頂上の芝生で三河湾眺めながらのんびり昼食をとり12:30に下山開始。帰りはあまり歩いていない西の岩戸神社を経由して舗装された林道を歩き、もっとも東にある奥乙女神社前を通り天狗岩からの眺望を眺めて登りのルートに合流して戻ってきました。14:30下山。長靴での急坂は無理でした。先週の坊かつるでアセビ小屋がありましたが本宮山下にもアセビの群落があり、白い花が咲いているところがありました。
6月12日 愛鷹連峰:呼子岳 加藤
■自宅2:30…5:05勢子辻…7:00高場所…8:00呼子岳8:20…8:55高場所…10:10勢子辻…12:15自宅
★自宅を2:30分に出発し、勢子辻集落を5:05。国道469号と別れ、アスファルト道路を進むと、ひの木の森案内板が立っていて、一帯は公園になっている。その中を進んでいくと千束橋があり、植林の中を登り高場所入口には林道がきていた。上部植林の中は急登で、ロープが張られていた。登りつめて尾根に出て、高場所入口分岐の標識があり、千束上方面は廃道になっている。ひの木林の中を高場所に向かい7:00に到着。尾根を進み主稜線に出ると、呼子岳頂上8:00着。パンを食べ、曇っていて霧も出てきたので、8:20に下山し、来た道をもどり勢子辻集落10:10、自宅に12:15到着しました。
6月17日 高山(836m)・欅立山(888m) 赤石、他1名
★静岡の市街地から見ると竜爪山から東に延びている尾根に双耳峰のように見える山がある。左側の山頂に電波塔が建っているのが見える。安西橋からは富士山と共にきれいに見える。この山が高山だ。この山に登ってみたいとずっと思っていた。地図で見ると尾根の末端近くの梶原山からはとても遠い。竜爪の穂積神社までこの尾根の山腹を林道がつながっているが工事中で閉鎖されている。そんな訳で竜爪山の登山路を穂積神社まで登りそこから往復することにした。平山の登山口を8時過ぎに歩き始める。前回は田村さんの追悼で来たのだが、今回は随分急な道に感じた。この日は平日で登山者には3人しか会わなかった。ここから薬師岳、文殊岳とは反対方向に道をとる。途中欅立山で分岐する尾根道は杉林の中を緩やかに降っている。歩いて行くと突然通行止めのプレートとロープが張られていた。道が続いているので少し進んでみると右側にソーラー発電のパネルが設置されていてその先は杉の倒木が何本も倒れ道が完全にふさがっていた。この道はあきらめて戻り、通行止めの処から右下の林道に下りる。林道をしばらく歩いて標識に従ってまた尾根に戻った。尾根の杉林を登り切ると高山の三角点と看板についた。杉林の中で展望はない。植林の中に赤と白に塗装された電波塔が建っている。木々に遮られていて塔の上の方は見えなかった。着いたのは12時過ぎだった。同じ道を戻り分岐から欅立山を往復した。この山頂もやはり植林の中で展望はない。欅のかわりに大きな松の木があった。穂積神社に戻ると3時を過ぎていた。下りは慎重に下りて下山したのが5時少し前だった。思いの外のロングコースで13キロを越えた。この日、梅雨の晴れ間のようで市内では37度を超えたという猛暑日だった。

