令和3年度 第13回定例会ニュース


1023日 立岩 高本、他1名

★無事下山しました。天気はよかったです。いい練習ができました。

10月24日 蛾ヶ岳(ひるがたけ)・大平山(おおびらやま) 赤石、他1名

★山梨県の南部市川三郷町にある山。標高900m程のところに四尾連湖(しびれこ)がある。観光地になっていて一周20分ほどで歩ける池がありボートも浮かんでいた。ここから登山道が始まる。ミズナラの多い林の中のよく踏まれた道を2時間弱歩いて蛾ケ岳の山頂に着いた。きれいに晴れてこの時期にしては暖かい日だった。何組かの登山者がいた。山頂は切り開かれていて四方の山が展望できた。南に富士山、北に八ヶ岳、西には白根三山。近くは南に天子山塊の毛無山、竜ヶ岳、北に金峰山、小川山、瑞牆山などがきれいに見えていた。登山道はここから東に向かって大平山、釈迦ヶ岳、三方分山などを経て精進湖まで続いている。大平山まで往復2時間ほどを往復した。急な下りの後は緩やかな尾根道だったが、ここまで脚を伸ばす人は少ないようで道はあまり歩かれていないようだった。大平山は富士山が見える方角は切り開かれていたが木立の中だった。ゆっくりしたハイキングの一日だった。紅葉、黄葉はまだだった。ヤマップのデータ 6時間半 10.3キロ 登り918m 下り918m ペース 標準90~110%

10月24日 金峰山 苫米地、小野田、他1名

■4:00自宅発=6:45廻り目平7:10…8:10中ノ沢出合…10:10金峰山小屋10:40…11:00金峰山山頂11:45…12:05金峰山小屋12:40…13:55中ノ沢出合…15:00廻り目平15:30=18:00静岡着

★先月の毛無山での転落事故の傷もようやく癒えてきたので、リハビリとトレーニングを兼ねて金峰山へ登った。これまで信州への行き帰りに中央道から数えきれないほど眺めた山だがまだ登ったことがなかった。そろそろ登ってもよい年頃になってきたのではないかと思った。土地勘が少しでもある北面の廻り目平から登ることにした。小川山の岩峰に映える黄葉の落葉松林を歩くのもよいだろう。もう一つの目的はようやく開通した中部横断道の通り初めである。これでほぼ日本国中自動車専用道路でアプローチできるようになる。今後は登山活動のエリアがさらに拡大することだろう。予想通りなんのストレスもなく富士川の谷あいを抜けて甲府盆地にでる。茜色に染まった東の空に甲斐の山並みが影絵のように浮かび上がる。八ヶ岳連峰を背に川上村へ入るころには正面からまともに朝日を浴びて、あまりのまぶしさに目がくらんだ。外気温はなんと零度である。静岡の真冬並みだ。さらに進路を南へとり廻り目平をめざすと、おー、なんと金峰山の北面は真っ白に雪化粧しているではないか。廻り目平の気温は零下4度であった。半袖短パンで来なくてよかった!手袋は軍手しかないが大丈夫か?小野田さんはロングスパッツ装着で、6本歯のアイゼンも持参とのこと。さすがである。わたしはローカットの軽登山靴。早くも「敗退」の2文字が脳裏に浮かぶ。クライマーであふれる廻り目平をあとに林道を歩き始めるとだんだん身体が暖まってくる。1時間の林道歩きを終え、山道に入るといきなり雪だ。木々についた雪も融けてポタポタ落ちてくる。2時間ほどで金峰山小屋に到着。北斜面の暗く冷たい樹林帯を抜け、陽光を燦燦と浴び、多幸感でいっぱいになる。快晴の青空の下、山頂の五丈岩までスッキリと見通せる。だがここからの雪が薄く積もった岩の道は大変歩き辛かった。山頂はツアー客や親子連れ、犬連れまでワンサカ。狭い岩の山頂部はごった返している。コロナの緊急事態宣言が解除され、絶好の登山日和、おまけにここは百名山だったノダ。南側の斜面は雪が皆無のようだ。それにしても眺めがよい山だ。富士山、南アルプス、八ヶ岳、菅平、そして遥か北アルプス後立山連峰は青空にたなびく白雲のように山並みをかなたまで連ねている。あざやかな紅葉こそ見られなかったが、この角度からの眺望は見たことがなかったので大満足だ。十分に景色を堪能してから雪で滑らぬよう気を付けながらゆっくりとくだる。整備が行き届きとても歩きやすい道だ。林道に出ると谷間ははや日が陰り、歩いていても汗をかかない。ナナカマドの赤い実だけが残るこずえから見え隠れする、西日に照らされた奇岩を眺めつつ落葉松林の中を歩く。「落葉松の林をすぎて、落葉松をしみじみと見き、落葉松はさびしかりけり、旅ゆくはさびしかりけり」中1のころ歌った合唱曲を心の中で口ずさみつつ廻り目平に下山した。帰りのドライブも2時間半で6時には静岡に戻ってきた。どこにも寄り道しなかったのが少し物足りないくらいだった。(苫米地記)

★廻り目平で紅葉している木は数本でまだ色付き始めの時期だった。気温が低くずっと上着を着たままで歩いた。山は紅葉どころか一昨日降った雪が、群生しているシャクナゲの葉の上や地面にも数センチ積もっていた。金峰山小屋までは樹林の中で雪が溶けてない。少しの上り下りはあるが割となだらかな道が続いていた。金峰山小屋に出ると日が当たり暖かく視界が開け周りの美しい景色を見渡せた。ここから頂上までが最も大変。大きな岩がゴロゴロ、雪や氷が付いていて歩き難い。この下りは特に大変だった。頂上の雪はかなり溶けて地面が出ていたが木には樹氷が残っていた。数日前より雪がだいぶ薄くなった富士山が青空と白雲の中にくっきり見えた。途中ではあまり人に会わなかったが頂上には多くの人がいて岩場は混雑する事もあった。良く晴れ、ほぼ無風でとても気持ちの良い日だった。(小野田記)

10月30日 みどりの道パトロール 青笹山 堀部、赤石、根本

★当山岳会が担当しているハイキングコースのパトロールに行った。富士見高原から地蔵峠、青笹山に登り浅間原を経て渡(ど)の集落に下山するコースだ。青笹山までは整備された歩きやすいコースだ。登山者に多く会った。青笹山の登りで振り返ると南アルプス南部の山々がきれいに展望できた。赤石岳、荒川岳には少し雪が積もっている。出会った登山者と一緒になって大無間、小無間の山名を同定した。青笹山から浅間原の下りの笹原は昨年歩いた時より丈が伸びている感じだった。背丈が埋まってしまう。笹の中を歩きながら岐阜県の蕎麦粒山(そむぎやま)、北海道のペテガリ岳の笹の道を思い出した。これらに匹敵するような笹藪こぎだった。浅間原の少し手前の悪場に昨年設置したトラロープはしっかりしていた。浅間原は広く切り開かれていて送電線の鉄塔がある。広場から雪のつもり始めた富士山がきれいに望めた。ここからは急な下りを一気に下って渡(ど)の集落に降りた。この日僕はかなり頑張って歩いたが二人はいつもよりゆっくり歩いたと言っていた。僕に会わせてくれたようだ。ヤマップの記録  合計時間(6時間35分) 休憩時間(1時間13分)距離(10.8キロ) 登り累計(636m) 下り累計(1545m)消費(2494Kcal) 平均ペース 標準(90~110%)(赤石記)

★青笹山まではパトロールをしているのを忘れるほど、何もやることがなかった。青笹山山頂では、紅葉の木々の間から富士山がはっきりと見えて美しかった。浅間原までは笹が濃く、以前よりも歩きづらくなっている。そこから先は初めて歩く道だったが、仕事以外ではまず歩く人はいないだろうと思える道だった。快晴の山を歩けて、久しぶりに家族と職場以外の人と話せて、とても楽しい一日だった。(根本記)

10月30日 みどりの道パトロール 丸子城址・歓昌院坂・安倍城址 小野田、苫米地、他1名

★みどりの道パトロールに参加し、気持良い秋の一日をのんびりハイキングして過ごした。西ヶ谷運動公園に車を置いて丸子の誓願寺へ。準備運動の丸子城址を越えて歓昌院坂へ。南斜面はなぜか貝殻が多いことに気づく。峠で一休みしていつも陰鬱な北斜面を下る。牧ヶ谷の集落手前にフジバカマを植えていて、アサギマダラの群れが乱舞していた。どうやって見つけるのか不思議だ。牧ヶ谷橋で藁科川を越え、木枯らしの森東の土手で一休み。石畳にちいさな蛇が日向ぼっこしていた。ピカピカ光ってトカゲのようだった。のんびり土手をたどって支流の久住谷川ぞいに洞慶院へ。トイレ休憩して安倍城址へ。ゆるい石仏のある道をのんびり登る。終点の三十三番でまた一休み。ここから山道らしくなってくるが少しつらくなったと思えばもう鉄塔のある久住砦だ。ここには増善寺への指導標が立っている。このルートは「みどりの道」にも掲載されているが道が不明瞭となっていて、まだトレースしていない。次回に機会があれば増善寺から周回ルートで歩いてみたい。安倍城址山頂は5人ほどの登山者が休んでいる。我々も昼食をとる。相変わらず素晴らしい眺めだ。下りは二手に分かれて西ヶ谷運動公園をめざす。自分は増善寺分岐の鉄塔をめざして急坂をくだる。鉄塔からしばらく樹林帯に入るまでは蜘蛛の巣があった。今日はまだあまり歩かれていないようだ。13時半に西ヶ谷運動場公園にゴールイン。暑くも寒くもないちょうど夏と冬の真ん中の一日だった。5月に一緒にあるいた田村さんはもういない。いつか安倍城址の山頂で幕営して月見をしてみたい。夜景が邪魔かもしれないけれど。(苫米地記)

10月30日 高木山(岐阜県) 高本

★なかなか辛い岩場でした。まだまだでした。天気はよかったです。