令和4年度 第20回定例会ニュース


1月22日~23日 志賀高原ゲレンデスキー 苫米地、山本、根田、高本、赤石、安陪、堀、村松、小野田

■  1/22:10:00頃 志賀の湯ホテル集合 →バス移動→焼額山エリア・昼食 →焼額山エリア→サンバレーエリア

1/23:焼額山エリア→奥志賀エリア→昼食後解散

★ 慣れない幹事、不案内な志賀高原で不安でしたが、なんとか無事終了することができました。おおらかな気持ちで参加していただいた皆様に感謝です。初日の昼前は視界不良でしたが午後は好天となり、リフト終了時間に間に合わぬほど滑った。夜は皆さんお疲れで宴会も早々に寝てしまうほどだった。例年より積雪量が少なかったようだがさすがに雪質は最高で、スキーが少し上達したような錯覚を覚えた。(記 苫米地)

★ 2年ぶり、スキー靴を履いた。数十年ぶりに山本にあった。1日目はみなさんと一緒に焼額山スキー場で恐る恐る滑った。宿のあるサンバレースキー場にもどるとき、私だけはぐれてしまい、近くに仲間がいるのに山の駅からバスに乗って帰ったこと。後からみなさんに聞くと宿には歩いて30分程度だったこと。2日目が午前中も焼額山スキー場、午後からは高本君と奥志賀スキー場へ。整地されたコースに飽きたらず、コースアウトし、ゴンドラ下の急斜面をけずりおとしながら下ったり、林道をコースアウトしながら滑った。まだまだ練習不足でしたが目一杯楽しみました。あと気になる山、2日目にずっと見えていた岩岳山(岩菅山?)。いずれまたこよう。(記 根田)

★ 山頂から一気に滑り降りることができた。(談 赤石)

★ 楽しかった。初日は間違えて薄い靴下を履いてしまい靴が合わなくて失敗し、バスで宿まで帰るはめに。(談 村松)

★ 久しぶりのスキーで楽しかった。雪が少ないのが少し残念。(談 小野田)

初日は焼額山、二日目は奥志賀高原をメインにスキーを楽しんだ。初日は焼額山の各コースを楽しんだ後、最後は隣接するスキー場を経由しながらサンバレーにあるホテルまで滑ってつなぎながら戻った。途中蓮池スキー場まで来たところでリフトの運行が終了し、そこから下山して道路をスキー板を担いでホテルまで戻った。

夜はいつもながら食後に一つの部屋に集まり、テントの中とは違う夜のひと時をお酒とともに楽しんだ。

2日目は奥志賀高原まで足を延ばした。午前は小野田さんと同行し、一般コースを滑り、午後からは根田さんと樹林帯コースや林間コースを楽しんだ。ゲレンデとは違い不安定な雪や不規則な地形では細かいターンや切り返しが難しい。最後はいつもながら転がりながらも強引に突破して行った。昨年よりは滑れるようになった実感はあったが、まだまだ技術も経験も足りないと感じた。毎年恒例のスキー合宿ですが、なかなかご一緒できない山岳会のメンバーの方もいらっしゃるので、スキーを通して改めて親交を深めることができました。(記 高本)

1月28日 八ヶ岳ICT 夏沢鉱泉アイスギャラリー 高本、他1名

■ 桜平駐車所(中)⇒夏沢鉱泉⇒G3⇒G4(往復)

 気温は低かったですが、天気が良く、風もなく、いいクライミングが出来ました。雪も多かったです。氷の上の雪を除きながら登り、滝の上ではラッセルでした。ここ2、3日でだいぶん積もったようです。

 アイスクライミング講習で知り合いなった黒瀬さんと一緒に夏沢鉱泉に行った。黒瀬さんはまだ山を始めたばかりで、アイスクライミングも数回の経験しかない。自分がリードをし、黒瀬さんがビレイをする役割で登った。朝7時ごろ桜平分岐で待ち合わせ、チェーンを装着し、自分の車で林道に入った。途中スリップすることもあったが、無事桜平駐車場(中)まで入ることができた。前輪、後輪ともにチェーンを購入しておいてよかった。ここまで車で入れると、アプローチの時間を大幅に短縮することができ、おかげでアイスギャラリーには一番乗りができた。まずはG3の沢に入り、F1,F2の滝を登った。F3はまだ氷柱がつながっていなかったので登ることはできなかった。その後、G4に転戦した。G3は誰もいなかったが、G4は数パーティーがトップロープで登っていた。

前回、根田さんと来たときはリードで登るのを断念していたので、今回のそのリベンジを期していた。垂直に近いところもある滝で高さは約20ⅿほど、階段状になっているところもあるので登りやすいと上級者は言うが、実際にはそんな簡単に登れる滝ではなかった。特に滝の中断以降は何本ものスクリューを打ち、確保しながら登った。最終的にはリードで登り切ることができたが、スマートで効率的な登りとは言い難い登りだった。その後はトップロープを張り、黒瀬さんと交代で何本も練習を繰り返した。

最後はトップロープでも上まで登るのに時間がかかるようになり、かなり体力的にも限界まで追い込む練習ができた。いくつかいたパーティーも順次下山を始め、結局自分たちが最後まで粘って登っていた。駐車場に到着した時はもう暗くなり始めており、かなり疲労困憊していた。帰りは所々仮眠をとりながらの帰路となった。

1月29日 御在所岳 苫米地、根田、小野田、安陪、鈴木

■1/31(日)静岡IC5:00=6:00浜名湖SA6:30=8:10中登山道入口駐車場8:40…10:05五合目…10:20地藏岩…10:30六合目キレット…12:30御在所岳山頂…14:10六合目キレット…15:00中登山道入口駐車場=ロープウェイ山麓駅=17:00浜名湖SA=18:00静岡IC

 自分にとって初めての山で雪があり、みんなでワイワイ登れそうな山というコンセプトで鈴鹿山脈の御在所岳を選んだ。裏登山道から藤内壁や氷瀑を見物しながら登り、中登山道から地藏岩を見ながら下る周回ルートを計画した。実施数日前に付近の新名神で多くの車が大雪に閉じ込められた。前日にヤマレコで検索すると駐車場で30㎝ほどの積雪だが中登山道はトレースばっちりらしい。浜名湖SAで根田さん、鈴木さんをピックアップして全員集合。わたし以外は全員過去に藤内壁には行ったことはあるものの、その先の裏登山道は誰もトレースしたことがないことが判明。裏登山道に入ってトレースがなければ気楽にワイワイとはいかない。アッサリと中登山道からのピストンに変更する。中登山道駐車場はすでに20台ほどの車で9割がたうまっていた。わたしと根田さん以外はスタートからチェーンスパイクを装着。凍結してないのでつぼ足でも楽勝かと思いきや、大きな段差がつぎつぎと現われる急登で、ダルブルストックでようやく身体を引き上げる。すこし開けたところへ出ると頭上のロープウェイを赤く小さなゴンドラがつぎつぎと横切っていく。振り向けばコンビナートの向こうに朝日に輝く伊勢湾。五合目からは谷を隔ててロープウェイの山頂駅を仰ぎ見る。おばれ岩、地藏岩と奇岩を見物しながらキレット手前の六合目で小休止。汗が出ない程度のペースで登るつもりがここまでの急登で汗だくだ。ここから鎖場を20mほど下ってからさらに急登が続く。標高が上がるにつれ雪質はサラサラ、積雪量は深くなり、せっかく着けたチェーンスパイクも効きが悪い。根田さんは12本爪を着けたがそれはそれで重そうだ。途中下ってきた登山者によれば裏登山道を下ろうとしたがトレースがなくなったので引き返してきたとのこと。やはり!予想以上の時間をかけてようやく山頂台地の一角に抜けると、金髪碧眼、ホットパンツに弓矢を手に鎧で身を固めた少女たちの群に目を白黒。ここはどこ?わたしはだれ?下の湯の山温泉街で開かれたコスプレイベントの流れらしい。写真を撮りたがるおじいさん達をたしなめつつ先へ。そこにはさらに驚く光景が。山頂へ続く斜面にはソリ遊びやスキーに興じる家族づれや、霧氷見物のカップルや外国人グループであふれている。ナルホド、みなさんこの山に登頂したことがないわけだ。堀部さんの情報にたがわず北から押し寄せる雪雲が垂れ込め風も強い。山頂では記念写真を撮ってそそくさと下山にかかるがゲレンデ内を下ろうとして係員に大声で注意されてしまう。ゲレンデ脇のレストハウスの軒下で一休み。ここで安陪さんがロープウェイで下山すると申し出る。ここまで元気に登ってきたので意外な気もしたが大事をとる勇気も必要だ。安陪さんと別れて下山にかかる。急登だっただけに下りは早い。六合目のキレットで一休みして2時間ほどで駐車場に戻る。この時点で予定より1時間遅れなので湯の山温泉での入湯はあきらめ、ロープウェイ山麓駅で安陪さんと合流したあとはすぐに帰路につく。渋滞にはまることもなく浜名湖SAへ。根田さん、鈴木さんを降ろすとちょうど浜名湖に夕日が沈むところだった。5人の仲間とワイワイ雪山に登れたのは楽しかった。安陪さんも久しぶりに本格的な雪山登山に復帰できてよかった。(記 苫米地)

★ 一週間前に苫米地さんに参加の申し入れをし、それに近隣である鈴木君も同行した。私は朝5:00に自宅を出て18:00には自宅にいた。苫米地さんの計画らしい速攻登山でした。道中、雪道もあり、山中も雪のトレースがついており、山道もこれまたロープウェイの下をくぐり抜けるルート。途中で見かける奇石を眺め、赤石さんの報告にあった雨乞山を眺め(渥美半島にも同山名もある)、山頂付近の樹氷を楽しみました。唯一の汚点は私はレーションを忘れてしまい、みなさんに物乞いをしたこと。トホホな山行でした。ちなみに頂上付近の気温3度c、積雪約60㎝、雪質:コンプレッションテスト:層なし)でした。また別ルートからこよう。(記 根田)

★ 久しぶりに雪山を歩けてとても楽しかったです。雪がソフトだったので膝も痛くならず筋肉痛もなく良かったです。(記 小野田)

2月1日 花沢山・満観峰  小野田、他2名

★ 花沢の里から周回した。花沢山は初めてで、丸太の階段が続いていた。暖かくなるという予報だったが、強風でダウンを着たまま行動した。満観峰はなぜかアオキだらけだった。平日でも意外にハイカーが多く、市岳連OBの西畑さんにもお会いした。下山後は花沢の里でお茶して帰った。