10月12日~14日 北アルプス:奥穂高岳 堀
★涸沢の紅葉情報と共に10月5日穂高岳初冠雪のニュースがネットニュースに流れた。いてもたってもいられず、急遽テントを担いで涸沢に。
10月12日
0600 沢渡バスターミナル
0630 上高地バスターミナル
上高地から横尾までの道は通い慣れているとは言え、毎回うんざりする。
1230 涸沢テント場
幕営料1名/2000円。なかなかの値段になったものだ。涸沢そのものの紅葉は少し時期が過ぎていたが、それなりに綺麗だ。涸沢ヒュッテのテラスでビールを飲みながら山の時間を満喫する。15時、奥穂高に日が沈むといきなり寒くなる。テントに戻って夕食と就寝の準備
10月13日
0630 テント場発
満天の星空、モルゲンロート。放射冷却で氷点下。寒い朝を迎える。暖かい飲み物と簡単な朝食で奥穂高岳に向かう。若い頃は散歩道の様に通ったザイティングラードだったが、こんなにキツイ所だった!?
0930 穂高小屋
この季節の穂高小屋は静かで良い。ユックリ休んで頂上に向かう。
1030 奥穂高頂上
快晴無風。北は立山・剣岳、南は富士山まできれいに見渡せる。
1200 穂高小屋
1400 涸沢テント場
10月13日
0700 涸沢テント場
1200 上高地バスターミナル
良い天気に恵まれ、紅葉全盛には少し遅かったが新雪とのコラボは素敵でした。
10月13日 川合山 小野田、他
★南沼上から入り15分程で川合山展望台に出る。草が刈られ東屋が建っていて展望が良い。その先北に丘は伸び、竹藪と樹林の中を進むと三角点のある高積展望台。だが高く伸びた木々と竹で展望は無い。この間に数か所小さなミカン畑があった。諏訪神社でギンナンを少し拾い下山。その後麻機遊水地のサクラタデの群生を見に行った。軽い散歩のつもりだったが家までの往復で27,000歩になっていた。
10月14日 みなみアルプス前衛:夜叉神峠・高谷山 小野田、他2人
■清水駅6:45==8:40 夜叉神峠登山口 9:20—10:33夜叉神峠小屋11:45—12:05高谷山12:40—12:38夜叉神峠13:05—13:10夜叉神峠小屋13:50—14:45夜叉神峠登山口=清水駅
★夜叉神峠への道は整備され広くなだらかで明るく歩き易かった。小屋に着くと秋の雲の下に白根三山がくっきり見えた。非常に心地よい秋の日で他に誰も居らず静かにゆっくり景色を眺めていた。お昼頃2つのガイドツアーが来て休んでから鳳凰三山へ向かった。
近くの高谷山にも登ってみた。頂上は樹林の中で隙間から北岳が見えた。私達は残念ながら鳳凰三山には行かないので見納めにまた展望台小屋に戻り、ゆっくり休んで同じ道から下山した。紅葉し始めている木はまだ殆ど無かった。小屋前には名残のリンドウ、アザミ、マツムシソウが数本咲いていた。登山道の林には真っ赤な実を着けたマムシグサがあった。
10月14日 南アルプス前衛:雨乞山 田島
■ヴィレッジ白州登山口8:20…9:43水場9:46…10:53雨乞山11:14…11:54水場11:56…12:51ヴィレッジ白州登山口
★天候:晴れ アクセス:ヴィレッジ白州入口先に7~8台程の駐車場 コース状況:危険・迷い箇所はありません。よく整備された登山道です。
感想等:登山口から水場手前までは割となだらかな登山道。よく整備されており歩きやすい。水場手前から笹ノ平(1906)までは少し急登。途中から甲斐駒、鳳凰三山が顔を見せる。笹ノ平から頂上の間で所々展望が開け、日向山越しの富士山が見える。頂上では甲斐駒・鳳凰・富士山・奥秩父方面の展望が良い。八ヶ岳方面は樹林で残念。秋の一日、気温も低めで登山にはちょうど良く、整備された登山道で富士山・甲斐駒の展望を楽しみました。紅葉しそうな気も多くあり、これからの季節も楽しめそうな山でした。
10月16日~19日 朝日連峰:大朝日岳・以東岳・祝瓶山 苫米地
■1日目:自宅発10:30=13:30佐野SA=17:39寒河江SA=19:30日暮沢避難小屋駐車場(車中泊)
■2日目:日暮沢避難小屋5:45…7:50ハナヌキ峰…8:00ハナヌキ分岐…8:55小寺山…9:20小朝日岳巻道9:35…10:20銀玉水…10:45大朝日岳山頂避難小屋…11:05大朝日岳…11:15大朝日岳山頂避難小屋11:35…12:40西朝日岳…13:35竜門山…13:45竜門山避難小屋(素泊り)
■3日目:竜門山避難小屋5:50…6:35寒江山…7:10狐穴避難小屋…7:50中先峰…9:00以東岳…10:15中先峰…10:55狐穴避難小屋11:05…11:50寒江山…12:45竜門山避難小屋13:05…13:50ユーフン山14:00…14:20清太岩山…15:00ゴロビツ沢源頭水場15:10…16:10日暮沢小屋駐車場16:30=19:30道の駅白い森おぐに(車中泊)
■4日目:道の駅白い森おぐに5:20=6:00大石橋登山口駐車場6:20…6:25大石橋…6:35大石沢小屋…6:50祝瓶山登山口分岐…9:00一の塔…9:20鈴振尾根分岐…9:30祝瓶山山頂9:35…10:10一の塔…11:35祝瓶山登山口分岐…11:45大石沢小屋…11:50大石橋…11:52大石橋登山口駐車場12:10=白い森りふれ(入浴・食事)13:15=道の駅白い森おぐに(土産)=松代SA(給油)=20:30自宅着
★朝日岳・以東岳
・天候:初日、朝から曇り基調で主稜線あたりはものすごい勢いでガスが西から東へ流れていた。大朝日岳山頂付近は強風で霰が降りはじめた。西朝日岳を越えたころからさらに風が強まり、霰が顔に当たるのがとても痛く、片手で顔をかばいながら進む。ときおり歩けないほどの強風。標高が下がるにつれて雨になり指先の感覚がなくなるほどの冷たさ。竜門山避難小屋に着くころには暴風雨になっていた。
・アクセス:自宅から登山口の日暮沢避難小屋までは約7:30の行程。林道は比較的走りよい。駐車場はかなり広く30台くらいは置けそう。由比から急だが舗装された林道。三本松登山口駐車場は広い。
・コース状況:危険箇所はない。避難小屋はどれも無人でトイレも一部使用可能だった。水場は、日暮沢避難小屋、竜門滝までの小沢、銀玉水、竜門山避難小屋、狐穴避難小屋、ゴロビツ沢源頭にある。以東岳の下り、ガスの中で一度ルートを見失ったが、赤ペンキのついた岩を丁寧にたどれば大丈夫。清太岩山から日暮沢避難小屋までの下りは、湿った沢状でぬかるみが多く歩きにくかった。
その他周辺情報:周辺にコンビニがほとんどないので要注意。
・感想等:6月から計画しながら諸般の事情で延期に延期を重ねてきた朝日連峰遠征をようやく実施できた。一番難しかったのは天候判断で、なかなか3日間の晴れ予報が出ず、出たと思えば外せない用事がはいった。雪が迫る中、最後のチャンスと思い切って出発したが、初日は見事に悪天候の中に突っ込んでしまい、散々な目に遭った。それでも避難小屋に助けられ、同宿になった方にもお世話になった。山頂は大朝日小岳、以東岳ともガスにまかれて視界ゼロだったが、最後にその山容を目の当たりにすることができた。紅葉も素晴らしかった。
★祝瓶山
・天候:高曇りだが眺望は良し。寒くも暑くもないまずまずの登山日和。
・アクセス:前夜、日暮沢登山口から移動して道の駅白い森おぐにで車中泊。翌朝、車で40分ほどで登山口の大石橋へ。駐車スペースは6~7台。平日だが2台が先着。
・コース状況:出だしの大石橋は足元狭く両手のワイヤー間隔が広いので両手を空けて渡りたい。すぐに沢の渡渉がある。ピンテを目印に渡れば問題ない。登路の鈴振尾根は急登だが、標高差150~200mごとに緩傾斜帯があるのでリズムよく登ることができる。山頂直下は特に急だが下りでも危険を感じる箇所はない。全体的に尾根筋のコースで雨に濡れていなければ、木の根混じりでも乾いていて下りやすい。
その他周辺情報:登山口にはトイレあり。道の駅白い森おぐには車中泊にはちょうどよい距離感。帰りに買った笹団子はとても好評だった。白い森交流センターりふれの日帰り入浴は300円とお手頃で食堂もあり。ただランチは13時までなので注意。
・感想等:朝日連峰遠征が無事終了した。できれば大鳥池から祝瓶山まで完全縦走したかった。しかし単独登山では交通費があまりにも高くつくので断念した。前後半に分けて前半は大朝日岳、以東岳周回。後半は祝瓶山ピストンの計画を立てた。百名山、二百名山、三百名山を三日間かけて一つずつ登った。サイクルヒット?反省点は三日目の祝瓶山で少し足の重さを感じたこと。遠征中のリカバリーは今後の課題。また遠方の山は気象状況の判断が難しかった。前半は悪天に突っ込んでしまい厳しい思いをした。それでも後半に空が微笑んでくれて、錦秋の朝日連峰を満喫できて大満足の遠征になった。
10月21日~23日 伊勢の山:朝熊ヶ岳・仙千代ヶ峰 赤石、鈴木、他3名
★21日 伊勢の朝熊ケ岳のハイキングです。この山は伊勢神宮の丑寅の方角(東北)にあり伊勢神宮の鬼門を守っている山だそうです。鈴木さんと豊川駅で待ち合わせて伊勢に向かいます。伊勢湾道で交通事故があり大きな渋滞に巻き込まれました。予定の時間より3時間ほど遅れたので、予定した近鉄あさま駅から歩くコースを変更して伊勢志摩スカイラインを走り山頂近くにある金剛證寺から歩くことにしました。山道や舗装道路を歩き山頂付近を一回りしました。曇り空で少し寒い風が吹いていました。伊勢の海を見下ろす展望台から島々を俯瞰しました。天気のよい日は富士山までも見えるそうです。予定のコースは歩くことができませんでしたが一応山頂に立つことができました。伊勢音頭に「お伊勢まいらば朝熊をかけよ朝熊をかけねば片参り」とあるそうです。伊勢市に住んでいる旧友の吉田君が宿と食事処を予約してくれてあり、6人での夕食は伊勢の魚と地元の銘酒で話で楽しい夜になりました。
★22日 仙千代ケ峰登山。この山は何年も前から名前に惹かれていました。憶測ですがかつては「千丈ガ峰」と呼ばれていたのではないかと思います。宿を6時半に出て国道を走り海山から県道海山大台線を上り登山口の水吞峠に向かいます。この道路は海山から大台に抜ける峠越えの道で水吞峠は海抜710mほどの処にあります。海岸から30分ほどで上るので随分急な登りです。峠から反対側の大台へ下る道は通行止めになっていました。この峠が仙千代ケ峰の登山口で尾根道を北に歩きます。いくつかのピークを越える上り下りの急な道でした。道はしっかりしていますが階段やロープなどは設置されていなく旧いテープの標識が所々にあります。照葉樹林の中の道を黙々と上り下りしました。9時に歩き始めて3時には登山口に戻る予定でしたのでいつものハイキングよりタイトな休み時間でした。登り約3時間半、下り2時間半ほどの歩きで、距離が7.4km、累計標高差は880m程でした。日曜日でしたが山頂で南からのコースから登ってきた単独行の一人と会っただけです。山を独占した感じでした。この日は大台町のリゾートホテル、「奥伊勢フォレストピア」に泊まりゆっくりした夜を楽しんできました。
★23日 伊勢市に戻り伊勢神宮の内宮、外宮に参拝し昼過ぎに高速道路に乗りました。
■水呑峠登山口(9:10)→山頂(12:10)→登山口(15:10)
★三重県大台町にある山。大杉谷海山線の大河内川からの橋横の道から入る。舗装された林道で峠まで、登山道らしき道もあるし準備完了、登ろうとしたら赤石さんからなんか変だよ。確認したら、ここは菅ノ峠で大河内山の登山口、再度車に乗り移動して水呑峠に向かった。トンネルを通過して登山口。登山道はテープもあり尾根沿いに登り降りして頂上。野又からの登山者が1名。
今回の山行は、集合場所を間違え、渋滞でトイレに行きたくなりさらに渋滞に巻き込まれ、結果、朝熊ケ岳の登山をあきらめお参りだけとなる迷惑をかけ。赤石さんのお知り合いの吉田さん、西さんに優しくして頂き、JAFのお世話になり、最後に伊勢神宮の外宮・内宮でお参りをして伊勢うどんを食べて帰りました。いろいろな方にお世話になった山行でした(鈴木)。
▲10月25日 愛鷹連峰:加藤
■自宅4:25=5:20大棚ノ滝駐車場5:30…6:15沢山橋…7:25第一展望台…8:35袴腰岳…9:00一服峠…9:45位牌岳10:05…10:30一服峠…10:50袴腰岳…11:35第一展望台…12:30沢山橋…13:00大棚ノ滝駐車場=14:00自宅