令和5年度 第20回定例会ニュース


1月13日~14日 湖西連峰:宇利峠~神座峠 鈴木、赤石、安陪、他2人

★13日 湖西アルプス、三ヶ日アルプスなどと呼ばれている山並みは静岡県の新所原、愛知県新城市の葦毛湿原あたりから静岡県の気田駅近くの尉が峰の麓まで連なり、この山並みは弓張山系と呼ばれている。この山並みを前回、前々回と2回に分けて中間部の多米峠から宇利峠までの間を歩いた。今回は宇利峠から神座峠までを歩き、下山して海辺の弁天島の宿に泊まり翌日多米峠から葦毛湿原に下りてほぼ全山を歩きつなげる計画を立てた。ただ富幕山と尉が峰の間が残ったがまた次回か。

鈴木さんと三ヶ日駅で待ち合わせて下山口の神座峠に行く。車を1台置き、登山口の宇利峠に行く。9時ころ歩き始めた。雨生山(313m)、金山(424m)、瓶割峠(235m)、扇山(478m)、富幕山(564m)を歩き神座峠(278m)に2時過ぎに下りた。この日の天気予報は晴れだったが、外れて曇りがちの天気で寒く風も吹いた。下山後車に乗った頃に雨が降り出した。終日ほぼ木々の中を歩いたので景色はなかった。途中の瓶割峠近くで数人の登山者に会っただけだった。道はよく安陪さんの順調なペースで予定より早く下山したので雨具の着用はしなくてすんだ。泊まりは海辺の活魚料理の宿で食事も堪能した。

14日 愛知県側の葦毛湿原の駐車場に行く。広い駐車場はほぼ満杯の状態だった。天気は上々。暖かく風もない絶好の日だまりハイキング日和になった。1台をここに置き、1台は多米峠のトンネル前の駐車場に行く。9時40分頃に歩き始め、ひと登りして多米峠(265m)に、ここから南に豊橋自然歩道を上り下りしながら葦毛湿原に下る。神石山(325m)、船形山(276m)等は山頂が切り開かれていて展望が素晴らしい。眼下に拡がる浜名湖、遠くには浜松市街のビルなども望めた。この山系の中でこの道が展望のできるコースだった。葦毛湿原は草も木も冬枯れで湿地の中の木道を辿って下山口へ。駐車場に2時半頃に着いた。

追記 前回の湖西アルプス、弓張山系の報告で「雨生山」、「瓶割峠」を「あまおいやま」「びんわりとうげ」と読んだが、これは「うぶやま」「かめわりとうげ」と読むのだとわかった。雨生山は新城側の麓に溜め池があるので雨乞山と同じような意味ではないかと思う。またこの静岡県と愛知県を分けるこの連山は「八名弓張山地 やなゆみはりさんち」とも呼ばれるようである。(赤石)

1月13日(土) 湖北連峰:宇利峠 ~ 瓶割峠 ~ 陣座峠

  陣座峠に車を置き宇利峠に移動して登る。宇利峠から雨生山、松などの低木で浜名湖が良く見えて明るくなった。宇利峠を境に南と北で木の種類の様子が違っていた。瓶割峠は砕石場の中に降りてきた。逆コースは判りにくいと思った。富幕山に着いたころから雨が降り出しそうで急いで陣座峠に向かった。寒かった。旅館に着いてお風呂に入ってホッとした。ところが、女性のお風呂がボイラーの故障で水風呂だったらしい。申し訳ない気がした。

1月14日(日) 湖西連峰:多米峠~神石山~葦毛湿原

  豊橋に住んで居たころ(約15年前)葦毛湿原から湖西連峰によくトレーニングに行っていたのですが、久しぶりで懐かしく思えました。今回、みんなで楽しく旅館でわいわい言いながらお酒を飲み、のんびり山を歩き楽しい山行となりました。赤石さん外、安陪さん、ありがとうございました。(鈴木)

★赤石さんの山行報告を読んで、これが弓張山系ということを知った。今回で三回目だ。いつも思うのだが、この山域は、私にとって適度な運動、明日への活力、満足感が得られる山域である。それに加えて、今回は、浜名湖の美食も味わうことができた。赤石さん、よっちゃん、ありがとうございました。(安陪)

1月13日~14日 櫛形山 苫米地、他18人

■1/13伊奈ヶ湖県民の森第1駐車場9:30…12:15ほこら小屋

 1/14ほこら小屋6:50…7:30櫛形山山頂7:40…8:10ほこら小屋8:50…10:55伊奈ヶ湖県民の森第1駐車場

★中尾根コースを往復した。本来、日帰りのコースだが、高校生の冬山訓練合宿なのであえて一泊で実施された。標高1,500m付近から雪道でところどころ凍結していた。2日目はほこら小屋から山頂往復して林道横断地点まではチェーンスパイクを装着した。全体的にとてもよく整備されていて歩きよい道だった。近年、マウンテンバイクのコースとして利用がすすんでいるようで、「山林管理の為にマウンテンバイクで巡視を行っていますのでご注意下さい。」という看板があり、実際に1台のマウンテンバイクが下ってくるのとすれ違った。ほこら小屋は水場、トイレが完備したとてもよい環境だった。鹿の楽園らしくテント場は鹿のふんだらけだった。一日目は午後から小雪が舞ってとても冷え込んだが、二日目は寒気が抜けたか快晴無風の登山日和になった。残念ながら終始樹林帯でほとんど展望はなかった。下山後は日帰り温泉「まほろの湯」で気持ちよく汗を流した。

1月20日~21日 菅平スキー場(ゲレンデスキー準月例合宿) 村松、山本、根田、赤石、苫米地、小野田、安陪、高本、堀、田島

■1/20 9:00ホテル白樺荘集合10:00~16:00前後 奥ダボス、太郎山でゲレンデ滑降 18:30宴会

 1/21 7:30朝食 10:00前後解散 ⇒ 村松車は松本で田楽料理、苫米地車は松本で温泉、松本城、かもしかスポーツへ。高本車は根子岳登山へ

★人工股関節設置手術して2年経った。医者の話では、スキーは脱臼しやすいため、決して推奨しない。自己責任でということだった。菅平の準備として15日夕方、八方の山木さんの所に行き、16日に栂池で午前中滑った。パウダーだと問題なく滑れた。3年ぶりのスキーである。そして、菅平に向った。上部の雪面はガリガリとのこと。滑るかどうか迷ったが、止めた。今思うと良い判断だったと思っている。幹事の村松さんをはじめ会の人に感謝しています。ありがとうございました。(安陪)

★未明の名古屋を出発、中央高速:阿智PAで根田さんと合流した。根田さんは豊橋から下道で阿智まで来たとのこと。菅平に向かいながら根子岳登山などについて話をした。積雪状況は気になっていたが、峠道以外ほとんど雪はなく予定より早く7時過ぎには菅平高原に到着した。宿泊予定の白樺荘に荷物を置き、8時過ぎに動き出したリフトに乗り、一滑りして雪の感触を確かめた。待ち合わせ時間の9時に一旦白樺荘に戻ると既に皆到着していた。合流し再びゲレンデに向かった。まずはダボスエリア、その後移動して太郎エリアでスキーを楽しんだ。天候は曇り、雪は固く、コンディションはあまり良くはなかった。ただコースの傾斜はきつくなく、滑りやすく、スキーの練習には丁度いい感じだった。最後は一人でリフト終了時間まで滑り続けた。宿に戻り、明日の準備を終えた後、一風呂浴びておいしいビールを飲んだ。夕食の後はそのまま眠りについた。(高本)

★1日目今季初スキーみなさんと一緒に午前中奥ダボススキー場で恐る恐る滑った。下はガスっているのに上は曇り、時々根子岳が姿をあらわす。右側に気になる山並み2つ並んでみえる。午後みなさんとわかれて宿のあるシュナイダゲレンデにもどるとき、今回もはぐれてしまい。ビートリフトの終点で仲間がおり一緒に帰ったこと。相変わらずである。(根田)

★菅平のスキー場は放射状に展開されているので、1本1本は短いがそれぞれに変化があり、納得がいくまで何度も滑ることができる。トレーニングには向いていると感じた。宿はゲレンデ直近で、レストランを併設しているだけあって食事もおいしく大満足だった。みなさん朝が早かったので大宴会のあとは各部屋でそのまま寝込んでしまったが、名古屋方面のみなさんとは久しぶりの交歓を楽しんだ。二日目は朝からあいにくの小雨で、早々にスキーに見切りをつけてプランbへ。久しぶりに松本を訪れ、浅間温泉、松本城の雪景色、お蕎麦を楽しみ、かもしかスポーツではショッピングを楽しんで帰った。(苫米地)

1月21日 根子岳(山スキー) 高本、根田

■10:15 第一トリプルリフト スタート ⇒ 12:40 根子岳 山頂 ⇒ 13:20 下山 開始 ⇒ 14:30 第一トリプルリフト 着

★朝、目が覚めると、ゴーゴーと強風が吹いていた。降雪もあり、早くも予定していた根子岳登山は無理かもと思った。その内雨が降り出し、益々気力が減退してくる。天候を見て他の会のメンバーは帰り支度、根子岳はダメだなと思い始めた。それでも、とにかく登山口までは行くことにした。第一トリプルリフトは動いていなかった。とは言え、風はなく雨もやんだ。行けるところまで行こうとと根田さんと登り始めた。不思議なもので登り始めると登れるような気になってくる。「このまま行きましょうか?」と根田さんに問いかけると「行こう」という返事。気持ちは一気に登山モードになった。根子岳の標高は2200ⅿあまり、標高差は約600ⅿほど、10時過ぎに出発したが、時間的には余裕があった。傾斜はきつくはなかった。シールを利かせながら、スキー板を滑らせ、登っていった。昨晩の降雪で10~20㎝程度の新雪が積もっていた。その内、小雪交じりの冷たい雨に変わったが、気温は高かった。視界は良くなかったが、根子岳の山頂は見えていたので方向を見失うこともなかった。途中に後から来た人に抜かれたが、根田さんは付かず離れずの距離でついて来た。ようやく山頂に到着したころには風が吹き、かなり寒かった。根田さんと写真を撮り、スキーの準備を始めた。下山開始、登りから下りに変わり、最初感覚がつかめなかった。スター直後から2度ほど横転し、ようやく下り始めることができた。圧雪されたゲレンデのコースとは違い、何度もスキー板が雪に潜った。ターンもエッジが効かず、大回りになってしまう。自分は全く深雪に対応できていないことが分かった。何とかスキー場まで戻って来たが、山スキーはまだまだだなと思った。その後、コースの端の圧雪されていない所を利用して練習を行った。気が付けばゲレンデに蛍の光が流れ、リフト終了間近のアナウンスが聞こえた。帰りはいつもの駒ケ岳SAでソースかつ丼を食べた。

★天候が安定していないためみなさんと分かれて山スキー道具一式をもって高本君と根子岳をめざす。10時ころ第一リフトの駐車場に車で移動、整地された奥田ダボスゲレンデをシールをつけて歩行、リフト終点からかすかに残るトレースをだどり避難小屋、小根子岳分岐を確認して根子岳と四阿山の稜線を回りこみ頂上へ12時40分ころ、視界は悪い、シールを外して、スキー下降。私はボーゲンスタイルで滑った。リフト終点14:00ころ。今年も高本君と一緒いるので練習のため奥ダボススキー場で時間まで目一杯楽しみました。いずれまたこよう。(根田)