9月21日 奥多摩:倉岳山・高畑山 田島
■浜沢バス停7:18…8:54倉岳山…9:17穴路峠…9:25天神山…9:56高畑山…10:26天神山…10:29穴路峠…11:30浜沢バス停
★三連休はどこも雨予報その中で21日だけ関東方面でまあまあの天気。そこで山梨100の倉岳山を目指す事にする。浜沢のバス停横の駐車スペースに車を停め出発。浜沢に沿って登るが下部は少し荒れている。あまり人が入っていないようだ。道ははっきりしている。立野峠まで来るとしっかりした道になり倉岳山へ。倉岳山は小広い広場でベンチがある。秀麗富嶽12景だが木が育って大分隠されている。続いて高畑山へ展望のない稜線を歩く。アップダウンを繰り返し高畑山。ここも秀麗富嶽12景だが木が育って残念。穴路峠に戻り穴路沢を下る。こちらもあまり歩かれてない様だ。最後は県道を歩いて浜沢のバス停に戻りました。今回は雨が降る前にサクッと登れて良かったです。
9月22日~29日 北海道:雌阿寒岳・十勝岳・大雪山(旭岳) 安陪、小野田、他2人
■9/21 静岡=北陸道経由=新潟港==(フェリー)==
9/22 ==苫小牧東港==釧路
9/23 釧路==塘路湖・・(カヌー)・・釧路川・・細岡==細岡展望台==温根内釧路湿原散策==阿寒丹頂の里(バンガロー)
9/24 阿寒丹頂の里==雌阿寒温泉…雌阿寒岳…阿寒富士…オンネトー…雌阿寒温泉==阿寒丹頂の里(バンガロー)
9/25 阿寒丹頂の里==トマム==富良野==十勝岳登山口…望岳台…十勝岳避難小屋…十勝岳登山口==美瑛==旭川(P DASH GARDEN:格安バックパッカーズホテル)
9/26 旭川==旭岳ロープウェー…旭岳…間宮岳…中岳温泉…裾合平…旭岳ロープウェー==旭川==南暑寒荘(無料、電気もある別荘のような小屋)
9/27 南暑寒荘…雨竜沼湿原…南暑寒荘==札幌==朝里川温泉
9/28 朝里川温泉==小樽 観光 小樽運河クルーズ==小樽港==(フェリー)==
9/29 ==新潟港=関越道経由=静岡
★元会員の一番若いUちゃんをリーダーとし、最年長のKさんを加えた4人で行ってきた。何といっても企画が素晴らしかった。観光、グルメ、自然探索、登山、カヌー体験、最後には小樽運河クルーズというプチクルーズまで盛り沢山に用意されていた。登山もコースタイムで8時間のものと4時間のものが交互に織り交ぜてあり、4日間連日歩いたが、疲れは翌日に残らなかった。それぞれのコースは特徴的であり、本州の山にない、色々な顔を見せてくれた。皆さんありがとうございました。(安陪)
★雌阿寒岳、阿寒富士、十勝岳、旭岳と活火山ばかりに登った。阿寒富士以外はどれも幾つもの穴から噴煙をモクモクと上げていて地球の躍動を感じられる。移動するに連れ変わる山容も面白く美しかった。期待していた錦秋の様は見られなかったが渋い晩秋の趣も良し。旭岳の北にある中岳温泉は谷間の川に流れ込む温泉を石で囲った湯舟がある。そこで足湯をした。最高。釧路湿原のカヌー下り、小樽運河クルーズ、雨竜沼湿原と盛り沢山の旅だった。帰りにはKさんの畑でサツマイモ堀りというおまけ付き。同行の皆さまの日頃の行いとKさんの念力のお陰でほぼずっとお天気に恵まれ良い旅となった。有り難うございました。(小野田)
9月23日 斑尾山 苫米地、他1人
■自宅発5:00=🚙=8:20まだらおの湯8:45…10:20斑尾山山頂10:30…11:25まだらおの湯(入湯)13:15=🚙=17:30自宅着
★三連休の最終日。好天が期待できそうなので急遽かみさんと斑尾山へ。長野あたりまで晴れていたのに信越国境はガス模様。どうせ展望は効かない山だと割り切って初秋のハイキングを楽しんだ。花もほとんどなく、展望もなく、なぜ三百名山なんだかわからん。しかし善光寺平の人からは「北信五岳」に数えられ、親しまれている山だ。学生時代に長野在住の先輩に「ま・み・く・と・い」という言葉を教えてもらった。北信五岳の斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山の頭文字である。途中までは林道や林道のショートカットで、登山口からは短いけれどほぼ直線に登っていくので、それなりに傾斜感がある。当然、下山時にはとても滑りやすく快適とは言えない。それにしても行程が短く温泉スタート&ゴールなのでかみさんの機嫌も良し。斑尾山は信越トレイルの起点でもあるので今度はスルーハイクにチャレンジしてみたい。三連休の最終日なので帰りには辰野JCTと韮崎手前の渋滞にはウンザリ。
9月24日 水窪:大津山・門谷矢筈山~オオモウ山 杉山
■西浦駐在所→🚲→星の駅水窪…①大津山…②大津峠…①…③門谷(かどたに)矢筈山…④長尾(なごう)矢筈山…⑤瀬戸野(せどの)山…⑥オオスス山…⑦塩沢山…⑧風越(かざこし)峠…⑨オオモウ山…西浦駐在所
★西浦駐在所付近の空地に車をデポして、5kmほど南の星の駅水窪に自転車で移動。季節が少し進んだようで肌寒くフリースを着た。小学校の横を通り、赤鳥居のある登山道入り口を目指す。最初の巡視路で9月7日に下りてきた道に合流。林道と巡視路を経由して大津山登山道入り口に到着。途中まではっきりした道を進んだが、テープの無い尾根上に進路を取り大津山山頂へ。大津峠まで往復した登山道には、国体の時に整備されたと思われる木製の階段と痩せ尾根には橋らしき構造物があったが、藻で緑色に覆われ恐ろしく滑りやすくなっていて、足を掛けることすらできなかった。大津山に戻り門谷矢筈山に向かう。門谷と長尾の2つで矢筈の形をしており、地元ではケツ山と呼ばれているらしい。門谷矢筈山を少し下ったところに分岐の表記らしきものがあったが、踏み跡が見つけられず、もう少し下るとテープを発見。急斜面を下っていくが、すぐにテープは無くなり方向も違うようだ。時間切れでやむなく長尾矢筈山を断念。瀬戸野山に向かう途中、小ピークを巻くトラバースがあり、疑いもなくテープを追っていったら道が間違えていることに気づき戻ると小ピークの裏側に分岐があり、ぐったりする。オオスス山、塩沢山、風越峠と順調に通過。オオモウ山の急登を頑張り山頂着。あとは下るだけと思ったら、モノラックのレールが現れたころから激下りとなる。踏み跡も判然としていなく、レールを追うように坂を下りた。最後は西浦駐在所の横に出ることができ、自転車回収で終了。長尾矢筈山に登頂できなく、半ケツの山行になってしまった。
9月24日~25日 富士山(水ヶ塚~剣ヶ峰往復) 加藤
■自宅発11:40=🚙=12:30水ヶ塚公園12:40…13:20須山上り一合五勺…14:20二合五勺御殿庭下…15:10三合目…15:55第二火口縁…16:25富士宮口六合目分岐…16:40富士宮口六合目(睡眠)21:30…23:00新七合目…0:50七合目…2:10八合目…3:50九合目…4:50九合五勺…5:55富士宮口山頂…6:20剣ヶ峰6:30…6:45富士宮口山頂7:00…7:25九合五勺…8:00九合目…8:30八合目…9:05七合目…9:35新七合目…10:10富士宮口六合目…10:20富士宮口六合目分岐…10:50三合目…11:20二合五勺…12:00一合五勺…12:20水ヶ塚公園12:30=🚙=13:30自宅着(総行動時間:23:40)
★9月24日、水ヶ塚公園を12:40出発し、須山登山歩道を御殿庭めざして歩き、富士宮口六合目に16:40着。夕食を食べ明日に備え仮眠をとる。21:00ころ滋賀県の人が登ると言うので自分も夜登るかと思って21:30に出発し後を追うが一度も追いつけず頂上6:20着。写真をとり6:30下山し九合五勺からキリ雨になりビショビショ。三合目で雨がやんで水ヶ塚公園に12:20に無事下山しました。やっと富士山登頂をはたし、今年の夏は終わりました。
9月26日~27日 北アルプス:五竜岳(八方尾根~五竜岳~遠見尾根) 田島
■第1日目:黒菱駐車場5:20…6:17八方池山荘…6:54第二ケルン…7:04八方ケルン…7:15第三ケルン…7:21八方池…7:37下の樺…8:13扇雪渓…8:37丸山…9:54唐松岳頂上山荘10:06…10:12牛首…11:28大黒岳…12:46白岳…12:53五竜山荘13:28…14:50五竜岳14:58…15:59五竜山荘(幕営)
第2日目:五竜山荘6:22…7:05西遠見山…7:38大遠見山…8:14中遠見山…8:37小遠見山…9:23地蔵の頭…9:27アルプス第1ペアリフト++(リフト)++白馬五竜アルプス平着=タクシー=黒菱駐車場
★以前、唐松岳から見た五竜岳が堂々として素晴らしく登高意欲を掻き立てられました。今回はヤマレコお勧めの八方尾根から後立山の稜線を行き、五竜岳に登り遠見尾根を下るルートにしました。八方の登りは下は晴れていますが、山頂部分は雲に隠れて見えません。しかし登るにつれて雲が下がり、展望が広がり白馬連山から不帰、五竜から鹿島槍が顔を出します。稜線に出ると対岸に剣・立山方面もはっきりと見えました。唐松からの下りしばらくは岩場のUP・DOWN、鎖場が続くので注意が必要。逆に五竜山荘への登り返しは比較的なだらかなハイマツ帯の登りとなる。五竜山荘について受付をし、テントを設営、すこしマッタリして五竜岳を目指す。はじめはトラバース気味の道が段々岩々になり鎖場も連続し、ストックが邪魔になる。到着した山頂はガスの中。何も見えませんがブロッケンが現れ、楽しめました。テントに戻って早めに就寝。翌朝は曇りながら展望は開ける。五竜・鹿島槍の写真を撮りながら遠見尾根を下山。始めは険しい道ですが次第になだらかになり、テレキャビン乗り場に到着しました。
9月27日 南アルプス前衛:日向山 加藤、他3人
■富士駅北口5:30=🚗=8:00矢立岩…10:00日向山10:30…11:30矢立岩=🚙=尾白の湯=🚙=富士駅
★よく整備されたハイキングコースだった。山頂の白砂の斜面で昼食をとり、ゆっくりとくだって温泉に入ってから帰った。
9月27日~30日 東北:八幡平・岩手山・乳頭山(烏帽子岳)・秋田駒ヶ岳 苫米地
■第1日目:自宅発10:30=🚙=19:45岩手山SA(車中泊)
第2日目:岩手山SA4:00=🚙=4:30八幡平山頂P(自転車デポ)=🚙=5:00茶臼口5:20…6:00茶臼岳…6:30黒谷地湿原…7:05源太森…7:15八幡沼…7:30ガマ沼…7:40八幡平山頂…7:55鏡池…8:05八幡平山頂P→🚲→8:20茶臼口8:30=🚙=9:20岩手山馬返し登山口9:50…11:05二・五合目…旧道…11:55五合目…12:55七合目…13:05八合目避難小屋13:30…13:40不動平…14:00岩手山神社奥宮…14:25岩手山山頂(薬師岳)…14:50不動平…15:00八合目避難小屋(素泊まり)
第3日目:八合目避難小屋5:15…5:25七合目…新道…6:00五合目…6:55二・五合目…7:05馬返しコース登山口7:25=🚙=9:30休暇村乳頭温泉郷P10:00…10:10大釜温泉…10:20孫六…11:30田代平(孫六分岐)…11:40田代平山荘…12:20乳頭山山頂12:30…13:00田代平山荘…13:50蟹場分岐…14:25大釜温泉…14:30休暇村乳頭温泉郷P(入湯)=🚙=乳頭温泉郷キャンプ場(幕営)
第4日目:乳頭温泉郷キャンプ場4:15=🚙=4:50秋田駒ヶ岳8合目P5:10…6:10阿弥陀池…6:20阿弥陀池避難小屋…6:30秋田駒ヶ岳(男女岳)山頂6:40…6:55阿弥陀池避難小屋…7:10横岳…7:20焼森…7:558合目P8:10=🚙=9:10道の駅雫石(入湯)9:40=🚙=19:30自宅着
★八幡平:岩手山SAで前泊してまずは八幡平へ。観光地なので人気が少ない早朝に歩く。ガスを抜けると秋空と絶景が待っていました。シャッターチャンスが多すぎてなかなか前に進めないほど。自転車も久しぶりに活躍して、よい朝活でした。
岩手山:噴火警戒レベルが近々1から2へ引揚げられるというもっぱらの噂の岩手山。警戒して登らざるべきか、今のうちに登るべきか。一度警戒レベルが引揚げられてしまうと、少なくとも数年間は解除されないだろう。やっぱ登ってしまえ!ということでやってきました。八幡平での朝活を気持ちよく終えておおむね10時ころから登山開始。かなり遅い登り出しだが、避難小屋泊まりの登山者も多いらしく結構な登山者と前後して登る。二・五合目から旧道を登る。続々と下りてくる日帰り登山者とすれ違う。けっこうな急登をがんばって七合目でホッと一息。八合目避難小屋で宿泊手続きを済ませて山頂へ。富士山のような砂礫の道を登り外輪山へ。あいにく周囲の展望はなかったが、奥宮をへて最高地点の薬師岳へ。中央火口丘には登山道がないようだ。外輪山を一周して避難小屋へ。小屋前の広場でお酒を飲んでゆったりと過ごす。肌寒い気温だ。小屋の中では隣の方と歓談して翌日分のお酒も空けてしまう。西上州のエアリアマップの踏査を担当している50代の方だった。夜8時の消燈で就寝。翌朝は3時過ぎに目を覚ます。二日酔いで胃がムカついてコーヒーだけ飲み、日の出前に下山開始。下りは新道経由でおおむね8時ころに下山した。下山後3日目の10月2日、案の定岩手山の噴火警戒レベルが2に引き上げられ、当分山頂部への登山は規制されることになった。
乳頭山:朝活で岩手山八合目避難小屋から下山後、秋田県側の乳頭温泉に移動。今日も10時ころから登山開始。孫六から田代平までの登りは熊笹が濃くて暗く、滑りやすい道だったので一気に歩く。田代平山荘で池に映る逆さ乳頭山を見て一服。山頂部に近づくにつれて紅葉が素晴らしい。山頂部からは素晴らしい眺望で岩手山、秋田駒ヶ岳、そして田沢湖が秋の日差しのなかに光っている。日曜日なので山頂部はハイカーで賑わっているが、そこは三百名山なので控え目でなんとなく品があって好感がもてる。下りは少し遠回りになるが田代平の湿原歩きを堪能して蟹場コースを下る。登りと違ってとても下りやすい道で気分良く下れた。下山後は休暇村で入湯して、少し離れたキャンプ場へ移動して幕営。日曜日の夜なので他に1張しかなく、管理人もいないので熊が怖いようなテント場だった。
秋田駒ヶ岳:朝3時起床。簡単な朝食をとってテントを撤収。秋田駒ヶ岳八合目駐車場へ車移動。夜明け前の空は良く晴れている。登山口から新道経由で男女岳の北面から西面へと回り込みながら登ってゆく。日の出、岩手山、乳頭山の眺望を楽しみ、写真をとりながらゆっくりと歩いてゆく。男女岳の西面は紅葉が色づいて素晴らしい。田沢湖も朝の光を浴びて光っている。しだいに男岳が右手に見えてくる。男岳の紅葉は朝日に照り映えている。真正面から朝日を浴びて木道を進むとやがて阿弥陀池だ。ここからは水面に映る男女岳が素晴らしい。阿弥陀池小屋からは岩手山がひときわ男前に見える。ここからまっすぐに男女岳山頂へ登る。山頂で周囲の眺望を独り占めしておにぎりを一つ食べて阿弥陀池へ下る。横岳への稜線に上るとムーミン谷に小岳のまあるい墳丘が可愛らしい。焼森までくると植生が一変して火山灰の砂礫地だ。乳頭山方面への縦走路がずっと続いている。周囲の眺望をしっかりと目に納めて下山にかかる。なんなく八合目駐車場に戻るとすでに9割方は埋まっていた。
※今回の東北遠征はなにより天候に恵まれた。気候も良くなって気持ちの良い登山を楽しむことができた。まだ紅葉には早いかと思ったが、山頂部では紅葉真っ盛りの山もあり望外の喜びとなった。
9月29日 水窪:大津峠~長尾矢筈山 杉山
★前回、時間切れで行けなかった長尾矢筈山に登ってきました。大津峠の林道の大津山登山口より入山。大津峠、大津山を経て門谷矢筈山に到着。山頂より少し下ると右に痩せて急な支尾根が分岐する。(核心部分の地形図にある太い線が支尾根) 復路はここを登ってきたので、ここから降りても行ける。分岐を主尾根側に少し下り、右の支尾根にトラバースした。分岐を指しているであろう標記よりも手前。支尾根に乗り少し下ると細い木に3本の赤テープがあり、右にトラロープが見える。ここから長尾矢筈山を登りきるまでに新しいトラロープが5か所ほどフィックスしてある。鞍部(ケツの割れ目)に出ると門谷矢筈山側には大きな岩が露出していて山頂から直接下りることはできないようだ。長尾矢筈山側も岩交じりの急な登りで、気が抜けない。山頂には祠があり、移転したらしく今は空だった。往路を戻り、ケツ山コンプリート。