令和7年度 第2回定例会ニュース


4月7日~8日 奥美濃:野伏ヶ岳  苫米地、小野田

■4月7日:静岡17:00=🚙=21:00道の駅白山文化の里長滝(車中泊)

  4月8日:道の駅白山文化の里長滝5:30=🚙=6:00石徹白白山中居神社先の大進橋手前6:24…8:05林道分岐(ここから水平トラバース)…9:14 1,200m地点…10:10 1,400m地点…11:00 1,600m地点…11:22野伏ヶ岳山頂11:35…14:37大進橋15:00=🚙=18:40静岡

★天候:早朝から10時頃までは晴れ。その後、薄雲が広がり始め昼前からは高曇り。13時頃から雨がパラつき、下山後の15時頃から本降り。

・アクセス:道の駅白山文化の里長滝にて前泊。朝、約30分で石徹白へ。通行止めの大進橋手前のスペースに駐車。3台ほど駐車可。

・コース状況:スタート地点から積雪2mほど。トレースをたどればさほど沈まないが、ところどころ踏み抜きあり。前半は林道を延々とたどるので標高差を稼げません。1,300m付近でアイゼンを着け、ストックをピッケルに換装しました。1,600m付近の北東尾根とのジャンクション手前に大きなクラックがあり、ビミョーなスノーブリッジを渡るのが怖かったです。下りの林道はところどころショートカットして下りました。

・感想:奥美濃の山はほとんど手付かずだったので、今月のテーマは奥美濃の残雪期にしか登れない山として、手始めに野伏ヶ岳へ。本来なら山スキーで登りたいどころでしたが、ビンディングの故障がそのままなのと、滑りよりピークハントを優先したいので今回は歩きでチャレンジになりました。他の登山者を5人くらい見かけましたが、山スキーは4人いました。今年は雪が多いのでしょうか、まだ滑れたようです。午前中はまずまずの天候で楽しく登れました。3月から低山登山が続いていてなまった身体にはちょうどいい山でした。山頂から見渡す奥美濃にはまだ名も知らないけれど登るべき山が多々あることがわかり、ワクワクしてきました。(苫米地)

★初めは針葉樹林帯の中くねくね曲がる長い林道を進んだ。林道を外れ間もなく8:30前に明るく開けた所に出てホッとした。ここからは葉を落とした明るいブナ林で見晴らしが良く周りの山々が見え気持ちが良い。急登下でアイゼンを着けて登り、途中で振り返るとかなりの急登だった。頂上直下に雪が切れている部分が見え1人では怖いなと思っていたが苫米地さんが待っていて、大きな割れ目の上の薄い雪の部分など通り道を指示して下さったので何とか進めた。頂上は広く全方位展望あり。天気が良く無風で快適。下って行くと直ぐ、登りでは見えなかった大きな穴が見えゾッとした。どこまで雪の下が空洞になっているのか。春山は雪解けの穴が多くて怖い。だがこの日は穏やかな天気で美しい景色を眺めながらワカン無しでも歩き易くなっていた雪山を歩けて楽しかった。ありがとうございました。(小野田) 

4月8日 宇連山:上臈岩  根田、鈴木

■県民の森駐車場8:10.・・10:17 471m東尾根展望台10:30…11:05東尾根分岐11:10…12:40上臈岩12:50・・・13:30北尾根分岐…15;15県民の森駐車場 約6時間(休憩込み)

★愛知県民の森(新城市)にある岩、キャンプ場から東尾根経由で上臈岩に行きました。東尾根の途中から右に、そこから時計回りに下の上臈、中の上臈、間の上臈、上臈岩、奥の上臈、回廊と周遊しました。崖縁で怖いところでした。ロープを持って若者も遊んでました。洞窟もあるらしいが時間がないのでやめました。蓬莱湖からの風がさわやかでした。(鈴木)

★鈴木君と上﨟岩へハイキングに行きました。キャンプ場の左岸の林道を少し歩くと東尾根の登山口があり、登ること各1時間毎に大津谷川の分岐があり間違えないように石楠花コースをえらぶ。約3時間で北尾根と上﨟岩コースに当たり時計回りで鳳来湖を眺めて下上﨟、中上﨟、上﨟岩と回る。時折見せる、ミツバツツジ、山桜、早春の風が心地よかった。ハイカー、ロッククライマーもおり賑っていました。今度は渇水してる鳳来湖から登ってみたい。(根田)

4月12日 乗鞍岳(山スキー)  田島

■三本滝駐車場手前8:35…9:27かもしかリフト最上部…11:22ツアーコース終点…位ヶ原…肩の小屋入口~~13:38ツアーコース終点~~13:51かもしかリフト最上部~~14:08三本滝駐車場手前

★除雪が進み 前日から三本滝まで車で入れるようになったので 今季初の山スキーに行って来ました。かもしかゲレンデも雪がたっぷり有り最後まで滑って来れそうです。ゲレンデトップからツアーコースに入り急斜面を登った所で乗鞍が顔を見せます。雪は春のザラメ 滑りやすそうです。位ヶ原への急斜面で息が切れます。最近はゲレンデばかりで山に登って無いせいでしょうか?位ヶ原に登り上げると乗鞍の山々が目の前にド~ンと現れます。写真を撮りながら肩の小屋を目指しますが肩の小屋口で時間切れ、少し休んで下山します。途中、フォローしている人気ブロガーさんを見つけてお話することができました。帰宅後確認したところ自分の滑りもしっかりアップされていました(汗)。雪は春の重々雪でしかも登山者の踏み後で凸凹中々足に来ます。やっとかもしかゲレンデまで滑った所でビンディングが壊れてしまい、帰りに松本の「カモシカスポーツ」に修理に出しました。晴れ予報の土曜日、終日快晴で微風は火照った体に気持ち良く、素晴らしい山行になりました。5月にバスが位ヶ原山荘まで開通したら頂上を目指して再訪したいと思います。

▲4月14日~15日 弓張山系:新城市辺りの山   鈴木、赤石、安陪、他1人

■陣座峠→多利野山→刈宿山→下の浅間山→浅間山→道の駅(蓬莱三河三石)約6時間

弓張山系の山の一部を歩いた。弓張山系は湖西アルプスから東北へ延びている山系で神石山からはじまり愛知県の設楽方面まで伸びている山並みである。静岡県と愛知県の県境を作っている。この山系の一部、陣座峠から鳳来三河三石道の駅までを歩いた。一台を道の駅に置いて、もう一台で陣座峠に行き、ここから歩く。道はしっかりしている。植林地や広葉樹の林が交互に出てくる道だ。広葉樹の木々は芽吹きをはじめ小さな葉は萌葱色だ。山桜の散った花びらが道を彩っていた。多利野山、独立標高点(396m)、狩宿山(474m)、黒松峠、下ノ浅間山(479m)、浅間山(519m)を越えて道の駅に下りた。天気はよかったが風が吹いて少し寒かった。平日でもあり登山者には会わなかったが、途中桧林で間伐をしている作業員に会った。僕はこの日風邪気味で途中から体に力が入らなくなり、皆について行けなくなった。最後の下りの途中から前回の山行に続いて鈴木さんにザックを背負ってもらうことになってしまった。この日は国民宿舎に泊まった。翌日は富幕山から尉ケ峰への尾根を歩く予定だったが私の風邪と天気があまりよくない予報なので、皆が取りやめにしてくれた。(赤石)

★1台道の駅(鳳来三河三石)に置いて陣座峠から登り始めた。大変な所はない。登る人は少ない気がした。浅間山付近で檜の間伐している作業員と初めて会った。重装備でかつ斜面での木こり作業は大変。苗木を植えてから3/4程度は伐採するとのこと。(鈴木)

★今回の山行で浜名湖に近い葦毛湿原→多米峠→坊ヶ峰→雨生山→瓶割峠→富幕山→陣座峠→上浅間山→大森山→浅間山までの主脈縦走路がつながった。6回に分けて行った。すべての山行、車1台をデボしての のんびり山行である。まだ鳶の巣山までが残っている。林道が尾根近くまで走っているが、車はほとんど入ってこないと思われるので、林道歩きも面白いかもしれない。

数日前に散った多量の花びらが随所に見られ、この山域は山桜の名所であると思った。上浅間山の頂上にある檜に転倒を助けられた桜は満開であった。開花している時に行ってみたい山である。よっちゃんが予約してくれた国民宿舎 奥浜名湖は、美食、美酒であった。(安陪)