7月28日~29日 白馬乗鞍岳 小野田、他4人
■7.28(金)==安曇野 田淵行男記念館==栂池高原 プチホテルシャンツェ泊
7.29(土)栂池ゴンドラ駅7:10==自然園駅8:15—登山口8:25—10:03天狗原10:18—12:00乗鞍岳12:27–13:10大池山荘13:20–13:50乗鞍岳14:00–14:55天狗原15:12–15:30 銀嶺水–16:05登山口–自然園駅16:27=ゴンドラ–ホテル駐車場=八方の湯=静岡am1:00
★涼しさを期待していたがとても暑く、30分程登っただけで先ずIさんが具合が悪くなった。天狗原に着いた時点で3女性はグッタリ。ここでもう充分と言う声も。その先も足がつりそうになったり、気分が悪くなったりと3人共途中でトラブル。短い雪渓を越え何とか頂上に着き、彼女達も大池を見に進んだ。Iさんの夫と私は時々彼女達を待ちながら先に進んだ。3人は大池を見てからも少し着いて来たがやはり引き返した。山荘までは更に歩き難い大岩だけの道だったので戻って正解だった。彼女達が山荘まで行ったら最終ロープウェイに間に合わなかっただろう。I夫と私は山荘前の広いお花畑を見に行った。チングルマ、アヤメ、サクラソウなど沢山咲いていた。彼女達には雪渓を下った少し先で追い着いた。天狗原に着くと3人は朝とは違い笑みも出てキンコウカ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ等咲く湿原を楽しんでいたのでホッとした。予想外の暑さと天狗原の木道以外は、ほぼずっと彼女達が苦手な岩場で急登も多くお花見のつもりが試練の日になったようだ。
プチホテルシャンツエは食事が美味しく器のセンスも良くゴンドラ駅のすぐ近くで便利、親切。
多くの登山者
チンク゛ルマ、奥に桜草
7月29日 富士山 堀部、他28人
■水ヶ塚集合=貸切バス=富士宮口新五合目…富士宮口山頂(往復)
★ 6:30に水ヶ塚Pに入るのにもう大混雑。8:00ごろに新五合目を出発して14:00まで登ったところから下山することになった。富士宮口山頂まで19人が登頂したが、剣ヶ峰へは誰も登らず。下山は19:30までかかった人もいた。登りは最後尾、下りは先頭で下った。一応事故がなく一安心。歩数は2万4千歩だった。体力よりも気疲れが激しかった。好天に恵まれて下界がよく見渡せた。長袖と半そでのTシャツ2枚重ねで快適な気温だった。
8月2日~5日 北アルプス:鷲羽岳周辺 苫米地、他19人
■8月2日 静岡発6:00=車=11:15新穂高温泉駅11:30…12:45ワサビ平小屋(幕営)
8月3日 ワサビ平小屋4:55…5:15小池新道入口…8:15鏡平…9:25弓折乗越…10:30双六小屋(幕営)
8月4日 双六小屋5:00…5:55双六岳…7:20三俣蓮華岳…8:10三俣山荘(設営)9:00…(サブ行動)…10:10鷲羽岳…10:55ワリモ岳…11:30岩苔乗越…12:15祖父岳…13:55黒部源流…14:30三俣山荘(幕営)
8月5日 三俣山荘4:35…6:50双六小屋…7:45弓折乗越…8:20鏡平…11:00小池新道入口…11:25ワサビ平小屋…12:35新穂高温泉駅13:15=13:45ひらゆの森15:15=19:30静岡帰着
★・天候:毎日、午前中はよく晴れ、昼ころからガスが湧いた。3日目は夕方から雷雨に見舞われたが、それ以外は降られなかった。直近への落雷はなかった。
コース状況:問題なし。鷲羽岳からワリモ岳へ縦走する際、ワリモ岳山頂付近の岩場を西側に巻くのだが、直登する踏み跡があってわかりにくかった。黒部源流には雪渓が残っていなかった。
・小屋情報:
・ワサビ平小屋:名物のソーメン¥700、冷やしスイカ¥800、リンゴ¥500、トマト¥200、キュウリ¥100
・鏡平山荘:水0.5ℓ¥100、かき氷が名物
・双六小屋:水無料、トイレ1回¥200、あんかけ皿うどん、カルビ丼など
・三俣山荘:水無料、トイレは幕営者も無料、サイフォンで淹れたコーヒーが名物
・感想:母校高校山岳部の夏山合宿に帯同してきた。コロナ禍で3年間中止になっていた。新入生だけでなく2年生も初めての夏山合宿、北アルプスだ。顧問の先生が比較的負担の少ないコースを設定してくれた。天候にも恵まれ、全員無事に下山することができた。山行中、たくさんの登山者のみなさまから高校生に対して温かい声援をいただいた。素晴らしい山岳風景とともに、部員たちには一生忘れがたい体験になったことだろう。中には将来槍穂高連峰に足を向ける者も現れることだろう。支えていただいた顧問の先生方、こころよく送り出していただいた学校関係者、保護者のみなさまに厚く感謝。部員のみなさんには、重装備、食料を担いでもらい、設営、調理までお世話になった。なんとか高校生の足を引っ張らずに帯同できてホッとしている。
GWに通ったばかりの左俣林道を往復した。昔の雪崩遭難事故現場も真夏に通過するのは久しぶりだった。鏡平ではガスもなく槍穂高連峰が屏風絵のようだった。三俣山荘から湯俣への伊藤新道は今月下旬に復活するらしい。サブ行動での鷲羽岳への登りは高校生についていけるか心配だったが、まだ山なれない1年生部員が多かったこともあり、なんとかついていくことができた。ヤレヤレ。
8月4日~6日 南アルプス:茶臼小屋~聖岳 根本
■8/4 8:55沼平~11:40横窪沢小屋11:55~14:00茶臼小屋
8/5 ヘリの荷揚げの手伝い、茶臼岳往復、草取り
8/6 8:00茶臼小屋~11:10沼平
★最近は秋葉山のトレランばかりで、ザックを背負って歩くことが久しぶりだったため、果たして以前のように歩けるのか心配だった。テント泊ということで、諸々の幕営装備を準備していたが、茶臼小屋のYさんから、テントは張っておくから軽い荷物で来てください、とのお言葉が。ザックからテントを出し、言われてもいないのにシュラフも取り出すとだいぶ軽くなった。とはいえ、お土産の約1㎏のポテトチップスがかさばるためザックは無駄に大きい。結果的には意外と歩けて、以前と同じくらいのタイムで歩くことができた。小屋の前にはテントと、中には毛布まで用意されていて、グランピングのようだった。
2日目は聖岳を往復しようかと思っていたが、荷揚げのヘリが来るとのことでお手伝い。その後は、小屋周辺にびっくりするほど増えていたオオバコの草取りをした。2017年に小屋で働いていた時には気にならなかったが、この数年で繁殖し、びっしりと生えていた。登山者の靴や荷物について持ち込まれるのだろう。あまり増えすぎると高山植物に悪影響があるため、数時間かけて草取り。翌日は前腕が筋肉痛だった。
今回久しぶりに稜線に上がって山々を眺めたが、やっぱり山はいいなぁと改めて思った。山では雨にあいませんでしたが帰りのバイパス(バイク)が大雨でした。久し振りの山を満喫できました。
8月5日 高木山(岐阜県美濃加茂市) 高本
★現状でどこまで登れるか確認するため、久しぶりに高木山に行った。岩を登るのは昨年以来だった。一番簡単なルートを選んだが、それでも上まで登るのに大変だった。少しハングのかかった次のルートでは難儀した。一登目は登れず、二登目でなんとかクリアできた。さらにより難しいコースにチャレンジしているとすっかり体力がなくなってしまった。おまけに腰に嫌な違和感が出てきたため、早めに切り上げた。現状の確認は出来たが、いろいろな課題を見つけたクライミングだった。
8月6日 中央アルプス:経ヶ岳 小野田、安陪、他1人
■池田2:50==6:00権兵衛峠登山口6:30—7:07アンテナピーク7:11—8:05北沢山(8:15安陪U発)8:50—9:40コイノコ(12:35全員合流)12:45–13:05北沢山–13:45アンテナピーク14:00—14:25権兵衛峠登山口=みはらしの湯
★先月登った時からお花畑が気になっていた。樹林を抜け北沢山に出ると群生しているヤナギランのピンクが目に飛びこんだ。こんなに美しく咲いているのに素通りは出来ない。私が頂上まで行くと遅くなるので、ここで別れ2人が頂上から戻って来た時にコイノコで合流することにした。北沢山で1人になりのんびり花と虫を愛でてから移動。コイノコ直下まで様々な花が咲き乱れて明るい賑やかな山になっていた。蝶、トンボ、蜂も沢山飛んでいた。2人は足が速いので10:30~11:00頃にはコイノコで再会するだろうと思っていた。コイノコ下の花畑まで何度か往復し花々と虫を楽しみ、コイノコで休んでいる人達とお喋りしたり、日陰の椅子で昼寝したりと呑気に退屈せずに過ごしていた。12時近くなると流石に一寸遅いかなあと。漆畑さんが来て安陪さんが体調を崩した事を聞き、お迎えに。10分以内の樹林の中に座っている姿が。もう顔色も戻り普通に歩けたので安心した。コイノコで少し休憩し下山。安陪さん全く問題なく先に下って行かれた。良かった、良かった。
登り初めは曇っていたが時々晴れ間から青空が覗いた。だが景色はあまり見えず残念だった。朝家を出た時は土砂降り、下山して入浴後雨が降り出した。登山中は全然降られずに済んだ。お2人のお陰で丁度盛りのお花畑を満喫できて本当に嬉しかった。感謝です。(記 小野田)
★先月の北八つ山行から暑い日が続いていたので、家で引きこもり生活をしていたところ、小野田さんからお誘いがあり、その後、うるちゃんも加わった。小野田さんの登山目的は「満開の花を見る」だが、私は、「耐暑、リハビリ登山」である。
深夜1:30に起き、小野田さん、うるちゃんをピックアップして3:00に静岡を立った。権兵衛峠駐車場を6:30に歩きだした。小野田さんはコイノコまでで、ここで写真を撮ったりして、高山植物を満喫する。うるちゃんと私は、経ヶ岳へ向かった。コイノコまでは快調なペースだったが、コイノコから20分位は歩いた所で急に脚の踏ん張りが効かなくなり、ちょっとめまいも感じた。うるちゃんの話だと顔面蒼白だとのこと。貧血か?高山病か?熱中症か?寝不足か?年のせいか?トレーニング不足か?・・・。うるちゃんに、先に行くように言うと、「サクッと行ってくる」と言って、出発していった。20分位休んだと思うが、なんとか歩けるようになったので、ゆっくりと歩くことを心掛け、経ヶ岳に向かった。山頂まで5分位のところで、下りて来るうるちゃんに会い、待ってくれるように頼んで、山頂に向かった。うるちゃんと一緒に下りて行ったが、コイノコ手前5分位のところで、また貧血?が起こった。うるちゃんに、コイノコで待っている小野田さんのところに先に行ってもらい、休んだ。20分位したら小野田さんが迎えに来てくれ、一緒にコイノコに登って行った。権兵衛峠駐車場着14:25。
今回の山行は2人の女性軍に助けられた山行であった。うるちゃんとは5年のブランクを感じさせない程、会話が弾んだ。(記 安陪)
ヤナキ゛ランとトンホ゛