令和3年度 第15回定例会ニュース


11月20日 高木山 高本 クライミングの練習

11月20日 香貫山 小野田、他1名

★紅葉見頃とネットに載っていたのだが、またもや外れ。既に色褪せた落ち葉が足元に。そもそも落葉樹が少なそうな山だった。ほぼ快晴で朝は富士山がきれいに見えていたが頂上下の展望台に着いた時には富士山だけ雲に隠れていた。沼津港が良く見える。とても暖かく、のんびりしていたら、偶然鈴木さんに会った。会社も住まいも近所で時々ここを散歩するそうだ。一旦そこで別れたが下り道で別ルートから現れ再会。道路沿いに仙人草の木が沢山あり、綿毛を着けた種を初めて見た(この白い綿毛を仙人の髭と)。花も美しいがこの状態もとても綺麗。鈴木さんに沼津港市場で食事する予定だと話すと車で送って下さると言うのでお言葉に甘えた。

11月20日21日 瑞牆山・金峰山 苫米地、他22名

■初日:7:00静岡=バス=9:30瑞牆山荘…10:30富士見平小屋(設営)11:00…(サブ)…13:00瑞牆山…14:30富士見平小屋(幕営)

第2日:富士見平小屋5:00…大日小屋…大日岩…8:10金峰山…11:10富士見平小屋(撤収)…12:30瑞牆山荘=バス=増富の湯=バス=16:00静岡

★二回目の静岡高校山岳部同行である。前回は7月に夏山合宿に向けて安倍奥の八紘嶺に登ったものの、コロナ禍で五竜岳・唐松岳への夏山合宿は中止になっていた。10月からようやく活動を再開したそうだが、私が怪我をして2年生の八ヶ岳合宿には同行できず、今回ようやく1年生の奥秩父合宿に同行できたのだった。1年生だけで20名の大所帯である。金峰山は先月にリハビリ登山で北面から登ったばかりで、その時点ですでに登路は雪道だった。今回の合宿では当初、南面から北面への縦走を計画していたが、やはり北面が凍結しているようなので、富士見平からのピストンになった。

 初日、まずは学校から貸切バスで瑞牆山荘へ。いつも運転しているので周囲の景色を眺めるゆとりはないが、中部横断道からは安倍奥の山並みがよく見え、新鮮だった。須玉から瑞牆山荘への道は、紅葉末期ながら盛時にはさぞやと思わせる。瑞牆山荘に着くと県内の他校山岳部が先着していた。富士見平小屋まで落ち葉の道を登る。のんびり歩きたいところだが、元気溌剌な高校生たちの辞書には「のんびり」という言葉はないかのようだ。富士見平でテントの設営を終えると、ただちに瑞牆山ピストンだ。高校生たちもサブ行動なのでハンデなし。女子が4人いるものの、なんとか離されずについていくのが精一杯だ。それでも7月に比べてほぼ均一ペースで登れるようになっているし、男女混合パーティーでもバテる女子はいない。瑞牆山は初めてで、鎖場があると聞いていたので、故障した肩や指で大丈夫か心配していたが、さして危険個所もなく呆気なく山頂に着いた。さすがに高度感にあふれる素晴らしい眺望だった。快晴無風の登山日和で百名山とあって、山頂の登山者は40名ほど。高校生の山岳部は一般登山者には珍しがられて、多くの登山者が声を掛けてくれた。高校生から山に登れるなんて!とうらやましがる声が多かった。中には祖父が静高の教員だったという方もいたが、私も教わったことがある先生だったのでビックリ!

 二日目は、まだ暗い夜道をヘッドランプで出発。大日小屋は無人で、一人で泊まるには怖すぎるほど荒れていたが、トイレをお借りした。この日は標高が上がるほど天候が荒れ気味で、気温も昨日とは打って変わってグングン下がる。樹林帯を抜けると風も強くなり、ヤッケと手袋をつける。金峰山小屋からの道を合わせる辺りからは、山梨側が切れ落ちて寒風とガスが吹きあげてくる。視界も悪く五丈岩も直下でようやく姿を現した。山頂では最高点の岩に登るどころではなく、寒さに震えながら記念写真だけ撮ってそそくさと下山した。下りは多くの登山者とすれ違うたびに待たされることが多く、こちらが大人数なのこともあり、登りと同じくらい時間が掛かってしまった。富士見平まで下るとのどかな秋の陽射しが戻った。テントを撤収して瑞牆山荘へのんびり下った。増富の湯ではあえてぬるい湯に浸かって筋肉痛を予防した。甲斐駒七丈小屋の花谷さんが十一面岩をクライミングしている写真が展示してあった。カッコ良し!今回は高校生たちの成長著しい姿に接し、頼もしかった。

11月23日 三星山・大札山 赤石、他1名

★大きな低気圧が通過して冬型の気圧配置になった日だった。川根本町の山、三星山、大札山へ登ろうと出かけた。於呂久保の集落から林道を走り大札山の肩から左右にある三星山、大札山へ3~4時間のハイキングのつもりで出かけた。於呂久保のウッドハウスまで来たらそこから先は災害復旧工事で通行止めになっていた。林道を歩くことにした8時半に歩き始めた。約6キロの舗装された林道を歩いた。この間に工事現場はなくもっと上部の山犬の段へ続くどこかのようだった。2時間ほど歩いた。肩には広い駐車場とトイレやベンチなどがあった。はじめに左方角にある三星山に登った。ほぼ平らな尾根で平行して林道が延びている。尾根の道を歩いたり林道を渡ったりして最後に急なやや狭い道を登って山頂に着いた。アセビなどが茂った山頂だった。尾根筋歩きは強い冷たい西風が吹いた。空気は澄んでいて富士山や藁科奥、安倍奥の山々がきれいに遠望できた。

三星山から戻って大札山に登る。かつて登ったことがあったがもう記憶にはなかった。山頂付近のトラバースやガレ場のところはしっかりした鉄パイプの仮橋や鎖が設置されていた。車は下にあるのでこの山の南尾根を下ることにした。この尾根が予想外に狭く急峻だった。小さな木につかまったりしながら慎重に降りた。道はしっかりしているが、あまり歩かれてはいないようだった。林道途中の「もみの木平」で合流するが終わってみたら面白い下りだった。車に帰ったら4時半近くになっていた。この日の朝ゲート前で大宮から来たという人に一人会ったが、他には誰も会わなかった。明るい内に帰宅するつもりだったが、予想外のコースのハイキングだった。

GPSの記録 8時間 19キロ 登り 1300m ペース 90~110%

11月27日 伊豆 金冠山(816M) 赤石 他4名

★親子と孫でのハイキングに行った。三島駅で落ち合って縦貫道を走り金冠山の駐車場へ。好天気のハイキング日和だった。金環山からは冠雪した富士山、青い駿河湾がきれいに望めた。絶好の展望台だ。ハイカーが大勢登ってきて写真に収めている。子犬を連れた人もいる。南へ達磨山を目指した。小達磨山まで歩いたら昼近くなったので引き返すことにした。同じ道を景色を楽しみながら戻った。広いゆったりした尾根の道は芝生のような道で歩きやすい。下山後堂ヶ島の温泉の宿に向かった。

GPSの記録 距離6キロ 3時間40分 登り 430m ペース 90~110%

11月28日 野伏ケ岳 高本

★銚子ケ峰へ登る予定でしたが、林道がすでに封鎖されていたので、昨年も登った野伏ケ岳のダイレクト尾根を直登しました。1,300m付近で時間切れ敗退でした。新雪の深雪に苦しめられました。シーズン最初の雪山でしたが、勉強になりました。

11月29日 大山  小野田 他

■清水8:35==11:25 P —11:50  ケーブルカー下分岐—女坂—12:10 大山寺12:20—12:50阿夫利神社下社13:10—13:50(16丁目)14:00—14:40頂上15:00—15:30(16丁目)—16:10阿夫利神社下社ケーブルカー乗り場16:20==ケーブルカー(\640)=16:27—16:50車

★友人に誘われ、紅葉が少しは残っているかもと期待して行った。山の上部は全部葉が落ち枝だけになっているのが遠くから見えた。初めからほぼずっと階段ばかりで大変だし詰まらないと思った。大山寺の階段周りには童子像が並び深紅の楓がまだ沢山残っていて赤いトンネルになっていて良かった。ここの楓は全ての葉が真っ赤で色づく途中の黄色や橙色が無い。阿夫利下社の周りも楓が植えられていて綺麗だった。ここの楓は少し明るい色でグラデーションになっていた。この先は山道とあったが更に階段。自然な所も大きな石が多い歩き難い道だった。観光客が多いと聞いていたのでもっと楽に登れると思っていたのだが。もう階段はこりごり、下りは勿論ケーブルカーで。1週間前はケーブルカー待ちが1時間だったそうだが昨日でライトアップが終わった為かそれ程人は多くなく静かな山で良かった。